中小製造業のための海外販路開拓 成功のための戦略05

このブログは中小製造業の海外進出のノウハウを発信します。

こんにちは、株式会社日本クロス圧延の岡です。

弊社は小規模な金属材料のメーカーです。国内での流通量が減少する中、海外に販路開拓をするぞ!と考え、自社製品を「R&D Materials」というブランディングをし、そして実際に海外にプロモーションしながら経験したノウハウやダメだったことなどを発信していきます。

私も経験しましたが「海外に進出するぞ!」と気合を入れて、英語版サイトの製作や海外の展示会などに出展しても、思ったより成果が上がらなくてガッカリした経験なんてありませんか?

だけど製品の魅力や強みを分析して、効果的に発信することで反響が全く違うものになります。

そのためのブランディングやプロモーションなど戦略を考え実践しましょう!

前回のコラムで、英語版サイトは、英語圏の圧倒的なサイト数の壁によって、なかなか検索上位に入ることが難しいのです。(不可能)だから自社サイトに誘導する「仕組み」の部分に情熱を注いだほうが効果的だという話をしました。

今回も前回からの続きで、Googleアドワーズを使ってサイトに誘導するお話です。

Googleアドワーズについて その2

Googleアドワーズとの戦いの歴史って言いましたが、システムが理解しにくかったり、Google不信になったりといろいろありましたが、癖のある奴ほど付きあうと、じつは面白い(笑)ってこともあるでしょ?

Googleの言いなりではつまんないので、自分がGoogle使ってやる!くらいがちょうどよいと思います。そう考えながらだとGoogleとの付き合いがだんだん楽しくなってきます。

クリック数至上主義の落とし穴

前回お話をしましたがGoogleは、とにかくクリック数を増やすことが正義とばかりに、キーワードを設定してくれました。

「現在○○というキーワードが月間に何千件も検索されているので、これを使いましょう!」

みたいな感じでね。実際にアドワーズのホーム画面のアクセス数の推移をグラフで見ると、たしかにクリック数が右肩上がりで増えているのは事実でした。そして残高がみるみる減っていく...

だけど時間とともにクリック数の激増の高揚感は薄れてくると、だんだん違和感がむくむくと湧き上がってくるのです。

違和感の正体はわかっているのです。「問い合わせが増えてない」ということ。たしかにクリック数が増えていくのは、見ていて気持ちいいのですが目的はそこじゃないよね。

熱いクリックしか必要ない

冷静になって、このGoogleのまやかしを推理してみました。

常識的に考えれば比較的ニッチなBtoB向けの金属の素材なんて、月に何千何万なんて検索されるわけがないよね、なにか別のBtoC製品の検索とごっちゃになっているのでは?と考えました。

例えばチタンTitaniumで検索をかけると、アクセサリーから、釣り、ゴルフクラブ、加工メーカー、健康グッズなどなど、実に2千万サイト!

弊社の場合、チタンの材料を売りたいのだから、「チタン+素材」とか「チタン+材料」でキーワードを設定していましたが、そこに落とし穴がありました、一見正しいと思いがちですが、そのキーワードの月間検索数の大半は、チタンの素材を使ったアクセサリーであったり、チタンの材料を使用した釣り具だったり、他業種からの検索もかなり含まれる結果でした。

そして他業種や見込み客以外からのクリック数なんてどうでもよくて、本気度の高いクリックをしてもらえるようにキーワード設定の精度を高める必要性があると感じました。つまり潜在的ユーザーからのクリック以外は必要ないのです。結果広告費も少なくて済むので一石二鳥だよね(笑)

どんなキーワードを設定すればいいの?

この部分は自分自身もまだまだ発展途上でいろいろなキーワードを試してみたりしていますが、弊社の場合、材料の調達先を探している人にクリックしてもらいたいので、その人たちがどういうキーワードで材料を探しているかな?自分だったらこんなキーワードで検索するかな?なんて頭の中でシミュレートしながら考えています。

そして悩むのが、2つのキーワードか3キーワードの組み合わせにするかですね。2キーワードは表示回数が劇的に増えますが、3キーワードだと表示件数がかなり少なくなります。

たとえば「チタン+材料」だと表示件数が月間1万件をこえてきます。理由先ほど書きましたが、かなり多くの業種や分野からの検索があるからですね。だから「チタン+材料+販売」とか3キーワードにすると、表示件数が月間1000回以下になってきます。当然クリック数も激減して寂しくなります(笑)

しかし、少なくとも「販売」とキーワードを打ち込んでいるのだから、それに興味がある人ということになります。あとはそれで表示される3行の広告をどれだけ熱くできるかの問題になってきますね。

さいごに

Googleアドワーズは、最適化できれば月3万円程度のコストで確実に効果があります。だけどキーワードの設定が悪いと5万円使っても効果があまり無かったり、なんだか一つの学問として考えていくとなかなか面白いですね。とりあえず営業マンを一人雇うよりコストがかからないので、チャレンジしてみてはどうでしょうか?

アドワード広告の代理業務をする会社から営業の電話が良くかかってきますが、クリック数のことばかりで中身がないんだよ!と思いつつ、へーって思うこともありつつ、もう少しアドワード広告について勉強したいなと考えています。

 

日本の中小製造業の海外販路開拓に少しでもお役に立てればと思いブログを書かせていただきました。何かの参考になれば幸いです。

次回もまたよろしくお願いいたします。

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