海外進出に欠かせないGoogle AdWords【概要編】

こんにちは、株式会社BENLYの八幡です。

前回は「Googleアナリティクスで自社ホームページへ訪問している海外企業を見つける方法」をご紹介しました。

今回からは改めて、Webでの海外進出に欠かせない広告メニューの1つであるGoogle AdWords(グーグルアドワーズ)を深堀りしていきたいと思います。

仕組みをしっかり理解することができれば、広告掲載自体はそこまで難しくありません。まずは自力でトライしてみることで勝手が分かり、代理店などに運用を依頼する際にも丸投げにならず成長に向けて二人三脚で進めるのではないかと思います。

Google AdWordsとは?

Google AdWordsはGoogleの検索結果ページに掲載することのできるテキストの広告です。

searchResult

上記画像のオレンジの枠で囲まれている検索結果はすべて広告です。広告主は「キーワード」「広告文」「リンク先ページ」の3つを設定しており、ユーザーがGoogleで該当するキーワードを検索するたびにオークションが発生し、入札金額と広告品質(キーワードと広告の関連性など)が高い順に上から掲載されます。ユーザーが広告をクリックして初めて課金される「クリック課金」であるところもメリットの1つです。

なぜ海外進出にはGoogleなのか? 〜世界の検索エンジン事情〜

searchEngine
 

上の画像は世界の主要検索エンジンです。日本ではGoogleとYahoo!Japanと2分しているイメージがありますが、海外ではほとんどのユーザーがGoogleを利用しています。つまりGoogleの検索結果ページに広告掲載するGoogle AdWordsを使えば、ほとんどの海外ユーザーにリーチできるということです。ただロシア・中国・韓国は独自の検索エンジンが発展しているので注意が必要です。

 Google AdWordsによる広告掲載のメリット

■1.ユーザーが商品やサービスを検索しているタイミングを見計らって広告を掲載できる

これが一番大きなメリットだと思います。ユーザーがずばり商品やサービスを検索しているタイミングで広告掲載できるので、問い合わせや購入などの成果につながる可能性が高くなります。また広告配信エリアを国・州・市・町などかなり細かく設定することができます。そのため商品やサービスに関心があると考えられるユーザーがいる地域に絞って広告掲載することができます。海外となるとかなりエリアが広くなるので、配信地域を絞り、そこにいるユーザーに最適化した広告文やサイトを準備できると成果が出やすいです。いかに”自分ごと”だとユーザーに思ってもらえるかがWeb広告のキーポイントでもあります。

■2.予算を柔軟に管理できる

前述の通り、広告自体が表示された際ではなく、広告がクリックされた場合のみ料金が発生します。また月別の広告予算を自由に設定することができ、その金額を超えた料金は請求されることはないので安心して掲載することができます。初回料金や基本料金などもありません。はじめて海外に広告掲載をする際は商品や競合状況にもよりますが、月額¥50,000ほどで成果を感じることができます。例えば広告の単価が¥100であれば、1ヶ月で500回のサイト訪問を獲得することができます。500回訪問があれば、広告だけではなくサイトの利便性も分析・改善することができます。

 

■3.広告の成果を数字で把握することができる

これはWeb広告全般のメリットでもあります。月並みなことですが、リアルの広告とは違い一つ一つの広告ごとに「クリック数」「表示回数」「直帰数」などの細かな指標が出てくるのはWeb広告の大きなメリットです。Google AdWordsでは特に様々な指標やグラフを確認することができるので、改善のアクションにつなげやすいです。

困った時は・・・

Google AdWordsの設定や運用の際に分からないことがあっても、公式のヘルプページやYouTubeチャンネルを確認することでほとんどのことは解決することができます。またどうしても分からないことがあった場合でも、AdWordsに詳しいユーザーに質問できる「公式コミュニティ」があったり、Googleの方にメールか電話で問い合わせることもできます。運用のためのサポートはかなり充実している印象です。

■1.AdWordsヘルプ

adwordsHelp
 
 

■2.Google AdWords公式YouTubeチャンネル

adwordsYoutube
 

■3.Google AdWords公式コミュニティ

adwordsCommunity
 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はGoogle AdWordsの売り込みのような回になりましたが(笑)、海外進出に欠かせないのは間違いありません!

せっかく外国語対応のホームページをリリースしても集客の施策を打たないとアクセスが発生することはほぼないので、まずは王道のGoogle AdWordsにトライ頂ければと思います。

次回以降は「アカウント構成」「キーワード選びのポイント」「広告文の作り方」など、実践的な内容を少しづつご紹介していきます!

 
この記事の執筆者
テクノポート

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