中小製造業が効率よく自社HPに誘導する方法

こんにちは、株式会社日本クロス圧延の岡です。

このブログは中小製造業の海外進出のノウハウを発信します。

私も経験しましたが「海外に進出するぞ!」と気合を入れて、英語版サイトの製作や海外の展示会などに出展しても、思ったより成果が上がらなくてガッカリした経験なんてありませんか?

だけど製品の魅力や強みを分析して、効果的に発信することで反響が全く違うものになります。

そのためのブランディングやプロモーションなど戦略を考え実践しましょう!

 前回のコラムで、自社サイトはサクッと作ってしまい、サイトに誘導するための入口部分に力を入れたほうが効果的だという話をしました。

 効率よくサイトに誘導する方法を考えていきましょう!

 入口について

 このコラムを読まれている方たちはものづくり経革広場というサイトを知っているくらいだから、いまさら説明の必要はないと思いますが、このコラムも自分で海外戦略をテーマにしたサイトを新規に立ち上げて掲載したら、検索サイトからたどりついたごく少ない人たちだけで、ほとんど読んでもらえないと思います。いやそれどころか存在自体も知ってもらえないと思います。

しかしものづくり経革広場に掲載することで、多くの人達に読んでもらっています。それはものづくり経革広場という多くの人の目に触れる「入口」のおかげです。

 「入口」は重要です。

 自分がなんで「入口」にこだわるかというと、海外へ販路開拓を始めよう!って決めたとき、とりあえず英語版のサイトを作りましたが、アクセス数なんて検索サイトのクロールくらいしかカウントされませんでした。

 すこしでもアクセスされるよう、H1テキストや、METAなどを工夫し、サイト内容の更新や、デザインをいじりましたが、焼け石に水状態でした。

YahooやGoogleで自社の英語版サイトを検索しても、500位以下という結果、でこれでは検索される訳ありませんよ、英語版のサイトの圧倒的なサイト数に「ライバル多すぎー!」って実感しましたよ。

 もうこうなると完成度などうんぬんの問題では無いのです、英語版の圧倒的なサイトの数の前で、いくらサイトをいじったところで、焼け石に水で時間の無駄だなって考え、検索サイトからではなく、サイトに誘導するための手段を使ったほうが効率的だと考えました。

 ライバル500人から這い上がるためには?

 先程も書きましたが、検索サイトの順位が500位だと、さみしいことに誰も見てくれません(笑)

せめて25位くらいまでには入りたいとこですよね、だけど先ほど書いたとおりSEO対策をいくら頑張ってもなかなか効果が無い現実の前で、どうすりゃいいのだろうか?

考えた結果、素晴らしい言葉が思い浮かびました「地獄の沙汰も金しだい」(笑)

 ふっと自社のサイトの宣伝に費用をかけている会社って何社くらいあるだろうか?と考えました。

弊社もサイトの宣伝に費用をかけていなかったし、もしかしたら500社のうち20社くらいしか、いないんじゃないの?と考え、だとすればたとえ少ない費用でも費用さえかければ上位20位じゃん!っと考えました。

たぶんアパレルなどのBtoCメーカーだとサイトの広告に大きな費用を使っているのですが、製造業でBtoB業界ってサイトの広告に費用をかける文化が発達していないのだと思います。だから少ない金額で効果的にサイトに誘導することができるので製造業はラッキーですね! 月に1-3万円程度の費用をかけるだけで、かなりの効果が期待できます。

ということで、自社サイトに誘導するための広告について、次回は実際に試したことと、その結果についてお話させて頂きます。

 さいごに

 サイトの広告、アドワードなどは自分でやってこそ少ない金額で最大の効果を発揮します。

私は宣伝広告を外部の人にまかせることが殆どありません。広告のテクニックやノウハウも中小製造業にはとても大切なことだと考えています。

アドワードやマーケティングなど人まかせにしないで、ぜひ一緒に考えていきませんか?

 

日本の中小製造業の海外販路開拓に少しでもお役に立てればと思いブログを書かせていただきました。何かの参考になれば幸いです。

 次回もまたよろしくお願いいたします。

この記事の執筆者
岡 正俊

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