伝統工芸職人がネットで情報配信に挑戦!決断するまでの覚悟に脱帽

今回も引き続き、伝統サポーターズさんのイベントレポートです★
先日は、「伝統サポーターズ」のサービスの内容をご紹介しました。

伝統工芸職人とファンを繋ぐウェブサービス「伝統サポーターズ」とは

今回はそれに登録し、自社情報を発信することに決めた職人さんの
並々ならぬ「覚悟」について
伺ってきたことと、私、鈴木が感じたことを記事にしました!

私も製造業の企業様に「ホームページをしっかり使って自社をアピールしていきましょう!」と薦めている立場なのですが
改めて、今回のイベントに登壇された職人さん達のお話を伺ったら
「ネットで情報を発信するって、そんなに覚悟が必要なことだったんだ…」と。

頭が下がる思いでした。

そんな、「覚悟」を持って決断をされたからこそ、
今しっかりと活用して結果を出しているのだなと感じました。

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背負うものが大きいほど慎重な判断が必要

最近は当たり前のように、企業はホームページ持っていますよね。

素晴らしい技術を持っていても、自身でそれを上手にアピールしていかないと
見つけてもらえない時代になりました。

そんな中なので、今までネット使ってこなかったけれど
ネットでの情報発信の必要性を感じている職人さんは、こう迷うのです。

「発信していかないといけないのはわかるけど、情報が間違って伝わったらどうしよう」、と。
情報の受け手のほとんどが、その道の知識を一切もたない人々。

「伝統」や「ブランド」。「他者への配慮」などなど
築いてきたものが大きいほど、間違った情報が伝わり、悪い方向に流れた時のリスクを考えて慎重に判断する必要があったのです。

その中で最も印象的だったのが、職人さんたちの謙虚な姿勢です。

 

技術力のある職人さんと一緒に載るのが申し訳ない

「伝統サポーターズ」に登録すると、職人さんのページが更新頻度やアクセス数に応じて、スコアが高い順に並ぶことになります。

そのシステムを、職人さんはこう言います。

「技術力の素晴らしい職人さんの隣に、うちのページが載ったら申し訳ない。
うちの技術はまだまだだから、対等に並んでしまうのはおこがましいんです。

詳しくない人が見たら、対等だって誤解するでしょ?
もっと言うと、同じサイトに載っているのも申し訳ないです」

はたから見たら、自社をアピールする大チャンス!と思うこの状況でも
非常に謙虚に受け止めていらっしゃいました。

※以下のようなイメージです

伝統サポーターズ

写真が良く映りすぎても困る

インターネットでモノを売るためには、写真が命というのもはや常識になっていますが
職人さんは、自社製品が「実物よりも良く見えすぎる写真」を嫌います。

なぜなら、工夫して美しく撮ることができたとしても
買ってくれたお客様に「写真と違う」、とがっかりされたら申し訳ないからだそうです。

製品へのプライド、お客様への想いが
正直な情報発信に繋がっているのだと感じました。

 

それでも、立ち止まっていたら状況は変わらない

謙虚な職人さんの姿勢・・・お話を伺っていて感動しました。

「情報は積極的に出していかないと。」
わたしはずっとこう思い、決断しない企業様をもどかしく思っていましたが
職人さんたちも慎重になる理由があることを知りました。

ただ、それを乗り越えて「覚悟」を持って情報発信をすることに決めた方々は
上手く活用しているな、と感じます。

やはり、伝統工芸を続けていくためには、知ってもらい・買ってもらい・足を運んでもらう他にはありません。

守るべきものが大きいけれども「立ち止まっていたらどうにもならない」という気持ちで行動を起こし
伝統サポーターズに登録された職人さんが多くいます。

そんな「覚悟」を決めた職人たちの情報が詰まったポータルサイトですから
ファンから愛されるのも頷けますね。

そんな、伝統サポーターズのサービスの魅力と、職人さんの生の声を聴けて
とても充実したイベントになりました★

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