海外B2B企業に学ぶSNSマーケティング事例
SNSはその拡散力のおかげで、”コンテンツはブログやホームページにアップするよりも、まずSNSで発信することが大切だ。”という意見もよく言われるようになりました。ただ日本国内では、B2Bビジネスを行っている企業のSNS活用事例はまだまだ多くないのか現状です。そのため今回は、B2Bビジネスを行っている海外企業のSNS活用事例をご紹介します。
またFaceookでは、”ロシアの冬がやってきました。私たちがどうこの寒さと戦い、貨物船が進むようにしているかチェックしてください。”という文章とともに詳細リンクと、氷で覆われている貨物船の画像が投稿されています。
いいね数、シェア数、コメント数ともに非常に多く、確かに「おもしろそう!内容を知りたい!」と素直に感じさせるコンテンツとなっています。
このMaerskですが、Facebookのファンは100万人を超えており、そのうち15%は顧客に転換しているとのことです。
最終的には、SNS運用にとどまることなく、ディーラー向けに機器活用法のトレーニングや販売促進のマーケティングツールを提供することで、よりパートナーシップを強くしています。
1. Maersk(デンマークの物流会社)
Maerskが最初にSNSを活用したのは2011年のことです。MaerskのSNSリーダーによると、当初のSNS活用目的は、ブランド認知度向上、従業員の満足度向上、そして顧客との関係構築でした。彼らはこれらの目的を「ビジネスから生まれるストーリー」を集中して発信することで達成しています。 例えばTwitterでは、”世界でブームになっているケニア産アボカドに、私たちのテクノロジーがどう貢献しているかチェックしてください。”という文章とともに、ストーリー詳細へのリンクが添付されています。

2. AGCO(農業機器の製造販売を行うグローバルカンパニー)
AGCOはMassey Ferguson、Challenger、Valtraなど、農業機器のブランドを自社でいくつか保有しています。そのため彼らのSNS活用目的は、ビジネスを農家や自社の機器を取り扱うディーラーとつなげることでした。 この目的を達成するために、AGCOは”週刊豆情報”ということで、自社の農業機器が活躍している様子を収めた写真をFacebookに投稿しています。