WAKATE勉強会4回目  若手社長のご紹介

製造業経革広場の井上です。

WAKATE勉強会4回目行いましたので報告します。

当初は作成したHPの改善を皆で話し合おうとしたのですが、急遽予定を変更し、堤工業の栗原社長の提案で、自身の生い立ちをお話頂くことになりました。

若くして社長になった栗原社長、少し深く踏み込んだところのお話をご紹介致します。

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31歳社長、社員全員が年上

会社紹介

設立1953年 昭和27年

大田区で樹脂の切削加工を営む10名程の会社です。

http://www.2-2-3.com/

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幼少期から~

「山形出身で小学校の時に大田区に引っ越してきました。今でも山形の仲間とは交流があります帰れる場所があるというのは非常に心強いと思っています。」

「小学校時代は非常に太ってました。親は心配して何か運動をさせたいということで、バトミントンを習いました。太ってたのに意外とうまかったんですよ。」

中学受験に失敗し、大森4中へ

「勉強は嫌いでしたけど学校は大好きでした。だから塾はいかず学校の勉強だけしていました、そのため学校の内申は非常に良かったんですよ。推薦が狙えるということで田町の東工大の高校に推薦入学することができました。」

「2年からは機械工学科って、おそらく親の意図があったんでしょうね、自然に工学系に進んでました(笑)」

高校生活はバイト三昧

「高校時代はコンビニのバイトをずっとやってました。けっこう頑張っていたので、月に10数万はもらってました。がんばったことに対してお金がもらえるというのが楽しくてバイト三昧でした。そんな中でも、学校の勉強だけは良かったので、大学も推薦で入ることができました。」

就活時期について

「あの頃はなんとなく、親の会社に入るんだろうな~と思ってました。」

「でも父親がなかなか入れとは言わないんですよ、こちらもあいまいだったのもあるかもしれませんが、卒業間近になるとさすがに焦りましたね(笑)」

「そして、突然、『自分もそうだったから知り合いの会社でまずは修行して来い』と言われました。でも、相手の会社もいきなり言われても受け入れ態勢はないので入れませんでした。結局、ギリギリで親の会社に入ることになったんですけどね。その時は、父親と祖父に面接をしてもらい、話し合いの末に入社しました」

入ったあとの苦労

「色々大変でした(笑)」

①何も教えてくれない

「機械の操作をミスした時だけ怒られる、それでもやらなあかん」

②倉庫はゴミ屋敷

「3年かけてようやくなんとかなってきたかなと」

③見積もりに悪戦苦闘

「そのうち見積もりもやるようになるんですが、やり方を教えてもらえず、ようやく教えてもらえたのは【時間4千円】ということだけ。さすがに最初は取れませんでした。それでも徐々に感覚がついてきて取れるようになってきました。今になってみれば、自分の感覚を養うということは逆に良かったかも知れません」

なぜ早い段階で社長になろうと思ったのか

「一番のポイントは、良い師匠に出会えたことが起因しているのかなと」

「この人の話は面白いな、もっと聞いてみたいなという思ったことがきっかけで、一人のコンサルタントの方と深くお付き合いさせて頂くようになりました。そこで経営のやり方や考え方を知ることが出来ました。前々からうちの会社はこのままではまずいとは思っていたんです、リーマンショックの影響も重なり、早いうちに何とかしなければ、そのために社長になろうと思っていました。それでも、最初のうちは、『俺を追い出そうとしてるんか?』などど言われてなかなか代わってもらうことが出来ませんでした。」

「師匠に相談したら、社長をなるためには、断固たる決意がなければやらない方が良いと言われました。それを聞いて、確かに自分が社長になった方が良いとは思っていても、決意という点では欠けていたことに気づきました。そこで、次に直接社長に直談判しました。『俺が社長やるから代わってくれ』と、いつもなら茶化してくる社長もそのときは『そうかわかった』の一言で何も言い返してきませんでした。」

社長になってから・・・

「また大変でした。通帳をポンと渡されてやれるもんならやってみろ状態ですから。そして、何より決算書が悪いのなんの。」

「今、思い返してみるとそれもあったのかなぁと。あまり見せられる状態ではなかったこと、そして、そんな会社に息子を入れされることへの葛藤が父親の本心だったのかなと。」

「それでも何とか出来ちゃったんですけどね(笑)反発も大きかったですよ、最年少だから、目立つし 気に食わないと思われます。」

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最後にこれから社長になろうとしている、後継者の方に伝えるとしたら??

①温故知新

「新しいことばかり始めるのではなく、従来あるものを取り入れながら行わないと難しいと思います。なぜなら、一人でやれることは限られているからです。」

②師匠を見つける

「だれでも良いからこの人の言うことなら受け入れられると思える師匠を作ることが大切だと思います。これは絶対必要だと思います。自分がそうだったから(笑)」

③仲間取引の大切さ

「仕事を取りにいくのではなく、関係を作りにいく。困っている時には助けてくれるし、その逆もありますので。交流会とかも、関係構築を優先すべきだと思います。そして、何人も名刺交換しても忘れてしまうので、少人数でも濃い関係を作ることが大切だと思います。」

栗原社長。お話ありがとうございました。

私、井上も34歳と同い年ですが、非常に勉強になるお話でした。特に師匠を作るという考えはありませんでしたが、そう言える人を作るのは確かに大切ですね。

今後のさらなる活躍に期待してます^^

それではまた!!

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