海外Webマーケティングで必ず日本の製造業は強くなる

「グローバル競争において、生き残っていけるのは”強い生物”ではなく、”環境に最もうまく適応した生物”である」

これは、進化論で有名なダーウィンの言葉を引用し、企業経営の在り方について経済学の専門家が提言したものです。

1.日本の製造業を取り巻く環境

日本は世界でも類を見ないスピードで人口減少・少子高齢化が進展すると予想され、2040年には全国1800市区町村の半分は存続が危ぶまれると言われています。

keikakuhiroba1.001

戦後から現在まで日本の製造業を取り巻く環境は様々に変化してきましたが、人口減少・少子高齢化から、今後はさらに激変の時代を迎えると予想されています。

・人口減少による国内市場の縮小
・安価な海外製品の国内流入
・少子高齢化による労働人口の減少
・安価な人件費を求めて、経営資源の海外移転

これらは、日本の製造業が抱える代表的ななものです。そして、これら課題から以下懸念が浮かび上がってきます。

・国内市場が縮小する上に海外製品が流入し、日本の製造業のマーケットシェアはどんどん低下するのではないか(販売における懸念)
・労働人口が減少する上に経営資源も海外に流れ、日本の製造業はますます空洞化が進むのではないか(開発、生産における懸念)

しかし、知恵を出し工夫することで、以下のように状況を打開しチャンスに変える手はまだまだたくさんあります。

1.海外製品が流入するのであれば、マーケティングを強化し販売力を高める
2.国内市場が縮小するのであれば、海外市場におけるマーケティングを開始し海外市場へ進出する
3.労働人口が減少するのであれば、生産性を高める

1については「Webマーケティング」、3については「クラウド活用」にて、経革広場におけるブログで綴られておりますので、本ブログでは2の「海外Webマーケティング」にフォーカスして情報発信をしていきます。

2.海外Webマーケティング

はじめに、海外Webマーケティングは製造業におけるどのような企業に役立つことができるのか、について説明します。

・今後、海外市場へ進出したいと考えているが、まずは何から着手すべきなのか、どの国へ進出すべきなのか検討中の企業
・海外市場へ進出を考えターゲット国も決まっているが、販売先や卸業者を模索されている企業
・海外市場へ進出し始めたが、なかなか成果が上がらない企業

海外Webマーケティングは上記のような企業、特にこれから海外市場へ進出されようと模索されている企業にとって非常に有益な武器となりえます。

それは、インターネットを活用して市場調査や輸出販売を行うため、現地へ出向いての市場調査や現地への販売拠点設置に比べ、圧倒的に安価かつ低リスクに実施可能であるからです。海外進出の第一歩として着手するにはベストな方法であると言えるのです。

0e701_103_268b71edc6066543fb3e90cf968ae807

しかしながら、他言語への対応、宗教、文化、商習慣等が日本とは全く異なるため、国内Webマーケティングとは同様にはいかないことが多く、海外Webマーケティングにおいては注意ときめ細かい対応が必要となります。

・製造業における特殊専門用語をどう英語表現すればよいのか
・英語以外の現地の公用語にどう対応すればよいのか
・民族ごとに異なる商習慣にどう対応すればよいのか

これらは海外Webマーケティングを始められた企業からよくお聞きする声です。

それ以外にも、例えばイスラム教ハラル等の宗教規律への対応や、民族による購買力差異への対応等もお問い合わせの多い項目です。

加えて、Webマーケティングのためのインターネット普及要件として、以下も押さえておく必要があります。

1.ターゲット国にはインターネットが十分普及していて、通信速度はどの程度の水準か
(通信速度により、出稿可能な広告クリエイティブが変わります)
2.広告出稿時に、ターゲット国の何人の消費者へリーチ可能なのか
3.ターゲット国において普及しているデバイスは何か(PC or モバイル)
4.ターゲット国の消費者が使う検索エンジンは何か
5.販売したい製品の関連ワードの検索ボリュームは十分か
6.精度高いターゲティングのため、現地検索エンジンあるいはメディアのオーディアンスデータはどこまで活用可能か

海外Webマーケティングにおいて1〜5は必須確認事項となります。

6については最新のアドテクノロジーの話題となるため第8回にて詳述させていただきますが、押さえておくことで効率よく広告配信を行うことができます。

3.製造業が強くなれば、必ず日本は強くなる(まとめ)

海外Webマーケティングは複雑で深く、一筋縄にはいきません。

しかしながら、使いこなすことができれば、安価にかつ低リスクに海外市場でビジネスを拡大することができます。そしてそれは、企業にとって競争力の源泉となるだけではなく、世界における日本の競争力向上につながるものであると信じています。

keikakuhiroba2.001

製造業が強くなれば、必ず日本は強くなる。

そんな想いで本ブログを発信していきますので、引き続きお付き合いいただければ幸いです。

関連記事一覧