ターゲット転換でV字回復!コロナ禍をWebマーケティングで乗り越える【第一フォーム】
発泡スチロール加工・造形を行っている第一フォーム株式会社様のWebマーケティング事例をご紹介します。
この記事の目次
会社情報
会社名 | 第一フォーム株式会社 |
担当者名 | 代表取締役 澁谷様、津金様 |
事業内容 | 発泡スチロール加工・造形 |
サイトURL | https://www.daiichi-foam.co.jp/ |
導入サービス | Webサイト制作、Webコンサルティング |
出典:第一フォーム株式会社
抱えていた課題
1986年に創業して以来ずっと魚を入れる発泡スチロールなど大量生産品の加工を行っていましたが、その市場は縮小の一途をたどっていました。そこで現社長である澁谷様は発泡スチロール造形という新たな分野に目を付けました。イベント用のオブジェや展示会装飾といったこれまでとは違う用途で発泡スチロールを使ってもらえる機会を増やすことで、新たな市場を開拓していきました。
しかし、ほとんどの受注は社長の人力によって獲得していたため、営業活動の効率化を目指しWebマーケティングサービスの本格的に取り組むことをを決断しました。
実施施策
まずはWebマーケティングでのターゲットをいくつか設定するために、これまでに社長が足で獲得してきたさまざまな分野における発泡スチロール造形の製作実績をまとめました。そして、ロゴパネル・オブジェ、展示会用装飾、イベント用オブジェなど、いくつかのターゲットを設定し、それに合わせたWebページを制作しました。
施策を進めていく中で、各地でトークセッションの開催やインスタ映えを狙ったフォトスポットを作りたいといったニーズが増加しており、そこで使用する発泡スチロール製の立体企業ロゴや立体看板の依頼が増えていました。徐々にそのターゲットに注力していくことで、問合せの増加と受注率の向上に成功しました。
しかし、コロナ禍に入り世の中で催されるイベントや展示会の数が激減し問い合わせも売り上げも落ちて、毎日のように入っていた問い合わせが激減しました。そこで、主力ターゲットを見直し、コロナ禍でも影響の少ない工業分野で用いられる治具や製品の緩衝材の製作を軸とした施策に注力することにしました。その結果、1年後には過去最高の月17件受注を達成し、V字回復を果たしました。
導入効果
Webマーケティングの成果により、毎日平均して2〜3件の問い合わせ獲得ができています。コロナの自粛ムードが落ち着いてからは、イベントや展示会の開催数も戻り、これまで主力ターゲットにしていたイベントや展示会用のパネルや造形物の問い合わせも増えてきました。それに加え、コロナ禍以降新たなターゲットに設定した工業分野での問い合わせも堅調なため、ここ最近は過去最高の売上を獲得する月が増えています