ターゲットを企業に絞ることで成功した帽子製造業者【ダイキョーオータ株式会社】

企業向けに帽子の製造を行っているダイキョーオータ株式会社のWebマーケティング事例について紹介します。

【執筆者紹介】永井 満
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永井 満
テクノポート株式会社 東海地方責任者

大手メーカーで設計開発を経験しているWebマーケター。クライアントの技術を理解した上でWebサイト戦略を立てることを得意としてます。

【経歴】
日本大学大学院航空宇宙工学専攻
ボッシュ株式会社でディーゼルエンジンのポンプ設計を担当

【寄稿実績】
伝え方が悪いと逆効果! Webで自社技術に興味を持ってもらうための戦術
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会社情報

会社名 ダイキョーオータ株式会社
担当者名 西田様
事業内容 各種帽子 製造販売並びに輸出入業
その他繊維製品 製造販売並びに輸出入業
サイトURL http://www.pointskyward.com/
導入サービス Webサイト制作、Webコンサルティング

出典:ダイキョーオータ株式会社

抱えていた課題

無地帽子の販売、ロゴ入れなどのカスタマイズ対応、生地の選定からできるOEM対応など、さまざまなパターンで帽子を作ることができます。工場は国内とベトナムにあり、大量生産を得意としています。帽子の利用目的は企業の作業帽子やイベントのノベルティーなど幅広く使われており、年間300万個の取引実績があります。

抱えていた課題は「新規取引先の開拓」です。既存の取引先からのリピートは多かったのですが、新規顧客の販売数が思った以上に伸びないという課題を抱えていました。

そこで、Webを使った販路開拓に興味を持たれ、問い合わせを増やせるWebサイト制作会社を調査していました。

実施施策

BtoCではなく敢えてBtoBを狙いにいくという戦略を立てました。

帽子の販売を行うWebサイトの多くが一般消費者をターゲットに狙ったものが多いのですが、一般消費者の場合は少量多品種になるため、ダイキョーオータさまの強みである中量~大量生産に向いていないのではないかと仮定し、市場分析を行いました。

その結果、BtoCではなくBtoBにターゲットを合せた方が勝機があるのではないかと考え、市場を「イベント市場」、「OEM市場」、「ワーク市場」の3つに分類し、各市場の顧客ニーズの掘り下げ、競合サイト分析を行いWebサイト戦略を固めていきました。

導入効果

結果として、新規取引先数の増加と売上の増加の両方を達成することができました。新規でつながったお客様からのリピート率も高く、長期的に見ても大きな成果が得られました。

さらに問い合わせを増やすために、SEOの強化を行っていく予定です。

→お客様の声はこちら

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永井 満
テクノポート株式会社 東海地方責任者

大手メーカーで設計開発を経験しているWebマーケター。クライアントの技術を理解した上でWebサイト戦略を立てることを得意としてます。

【経歴】
日本大学大学院航空宇宙工学専攻
ボッシュ株式会社でディーゼルエンジンのポンプ設計を担当

【寄稿実績】
伝え方が悪いと逆効果! Webで自社技術に興味を持ってもらうための戦術
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