業界内での認知度向上と新市場開拓に成功【株式会社武杉製作所】

ロストワックスでの精密鋳造を得意とする武杉製作所さまのWebマーケティング事例について紹介いたします。

【執筆者紹介】小林(井上) 正道
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小林(井上) 正道
会社名:テクノポート株式会社
役職:取締役
【経歴】
製造業のWebマーケティング支援を15年以上行っている。製造業への訪問実績3000件を超える。幅広い加工知識と市場調査をもとに、製造業の新規開拓営業の支援を行う。

マーケティングスキル×Webスキル(SEO中心)×製造業知識
3つのスキルを組み合わせることで得意専門領域を作り、限られた分野で卓越した力を発揮する。

日本工業大学技術経営学修士号取得(MOT)

【寄稿実績】
間違いだらけの製造業デジタルマーケティング(MONOist)
新規顧客が集まらない製造業のWebサイト、活用を阻む3つの壁
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会社情報

会社名 株式会社武杉製作所
担当者名 専務取締役 笠原様
事業内容 ロストワックス(LOST WAX)による精密鋳造をメインとする金属加工
サイトURL https://www.takesugi.co.jp/
導入サービス Webサイト制作、Webコンサルティング

武杉製作所

出典:株式会社武杉製作所

抱えていた課題

「幅広いデザイン設計が可能」「寸法精度が高い」「鋳肌が美しい」「製品強度が高い」「比較的安価」という数々のメリットを持つロストワックスですが、溶融温度が極めて高いなど鋳造現場にリスクが伴います。そのため現在日本国内でロストワックスを手がけている企業は同社を含めて数えるほどしかありません。

同社はそんな貴重な技術であるロストワックス製法のスペシャリストとして、製品開発のスタートから完成までをトータルでサポートしています。

HPは持っていたものの、5年ほど前に制作してそのままになっていました。担当の武杉専務はマーケティングの手段としてWebは有効な手段と感じていたものの、どのようにリニューアルすればよいか考えていたところでした。

実施施策

ロストワックスという手法が、業界内で知られているようで知られておらず、どのようなメリットデメリットがあるのか不鮮明でした。そのため、まずはロストワックス自体の用途やその有用性、他の加工との比較や、代替の可能性などを調査しました。

その上で二つの戦略を立案し、そのコンセプトに沿ってサイト制作を行いました。

  1. ロストワックス業界内での認知度向上、シェア拡大
  2. ロストワックスを知らないけれど利用可能性がある市場への進出

導入効果

「ロストワックス」で検索1位、業界内での認知度向上とともに、問い合わせも増加しました。また、金属製品の開発案件の相談も入ってくるようになり、試作から量産までの製品開発支援の領域にも市場を拡大しつつあります。

また、Webマーケティングの成果ではありませんが、同時期に自社製品として、チタン製のタンブラーを開発し、クラウドファンディングでも成功を納めています。

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小林(井上) 正道
会社名:テクノポート株式会社
役職:取締役
【経歴】
製造業のWebマーケティング支援を15年以上行っている。製造業への訪問実績3000件を超える。幅広い加工知識と市場調査をもとに、製造業の新規開拓営業の支援を行う。

マーケティングスキル×Webスキル(SEO中心)×製造業知識
3つのスキルを組み合わせることで得意専門領域を作り、限られた分野で卓越した力を発揮する。

日本工業大学技術経営学修士号取得(MOT)

【寄稿実績】
間違いだらけの製造業デジタルマーケティング(MONOist)
新規顧客が集まらない製造業のWebサイト、活用を阻む3つの壁
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