製造業経革広場ブログを開始いたします!

製造業経革広場の管理人をしている、オールプレジデントの徳山と申します。

本日から製造業経革広場でもブログを開始することにしました!

なぜFacebookページだけでなく、ブログも始めることにしたのか、、、それは遡ること3週間前にある方から助言を頂いたことがきっかけとなります。

それは、製造業経革広場が優秀賞をいただいた「全国ソーシャルメディアグランプリ」に参加した際に、パネルディスカッションのパネラーを担当していらっしゃった、ソーシャルおじさんこと「徳本昌大さん」にブログを始めることを勧められたからです。

私も職業柄お客様から、「色んなツールがあるけど、ソーシャルメディアって結局どれをやればいいの?」という質問をよく頂きます。その答えは、役割が被らないメディアはすべてやる、ということです。一つの考え方ではソーシャルメディアには下記の役割があると思っています。

それぞれのメディアの特長がどのような役割に活きるかを考慮して使い分けるのがベストだと考えています。上記で言うと、「時間軸」という切り口(特長)でメディアの役割を振り分ける、という形になります。当然、他の特長に目を向ければ、違ったメディアの使い方をしよう、という話になるかも知れませんが、それぞれのメディアを使い分けるのに上記のような特長を活かす、という考え方は非常に腹落ち感があります。

時間軸の切り口で考えると、Facebookではなるべく将来やろうと思っていることや、今後行われるセミナーやイベントの告知を書き、ブログではFacebookで発信したことの結果(進めているプロジェクトの進捗報告、セミナーやイベントの開催報告など)はどうなったか、といった過去の情報を書くべきだと思います。この考え方で言うと、TwitterのつぶやきをそのままFacebookに載せる、といったやり方がよろしくないのがよく分かるかと思います。今○○でセミナーをやっていますよ、という現在の情報をTwitterでは発信すべきではないでしょうか。

さて、ソーシャルおじさんからいただいたアドバイスの話に戻りますが、彼には「製造業経革広場から経営課題解決につながる情報を発信することは良い。しかし、その情報をFacebookだけで発信するのはもったいない。ブログを同時にやることでネット上に情報が溜まるので、投稿すればするほどメディアの価値が高まるよ。」と言われたのです。これはどういうことかというと、製造業経革広場でやろうとしていることは最初にご紹介した「時間軸」という切り口よりも各メディアがネット上でどのような役割を果すか、という切り口で考えたほうが適している、ということです。

よって、製造業経革広場では、下記のように考えることにしました。

どのような目的を成し遂げたいか、によってそれぞれのメディアにどのような役割を果たさせるかが決まります。目的を明確に設定することと、各メディアの特性を抑えることが前提条件ですが(そして、特性を知るには自分でやってみるのが一番!)、役割を理解せずにやみくもに情報発信しても非効率で時間がもったいないと思います。

皆さまも各メディアの性質を分析した上で、自社のWebマーケティング戦略について見直してみてはいかがでしょうか。

余談ですが、ソーシャルおじさんと名乗れるのは40歳からだそうで、私には10年近くの余裕があります。10年間鍛錬して立派なソーシャルおじさんになりたいと思います(笑)

この記事の執筆者
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徳山 正康
テクノポート株式会社 代表取締役

製造業専門のWebマーケティング事業と技術ライティング事業を手がけるテクノポートの代表を務める。「技術マーケティングで日本の製造業に追い風を」を経営理念に、これまでに数名の町工場から一部上場のメーカーまで、累計1,000社を超える製造業を支援し、数多くの企業の経営革新を実現。

グロービス経営大学院(MBA)卒業、(社)日本ファミリービジネスアドバイザー協会 フェロー、(社)Reboot 理事、(社)Glocal Solutions Japan 認定専門家

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