コンテンツマーケティングにおけるSEOの位置付けや役割を解説

インターネットのますますの普及によって、コンテンツマーケティングの市場規模は年々拡大しています。コンテンツマーケティングにおいてSEOは非常に重要な集客手法であり、効率よく施策を進めるうえで欠かせない存在です。本記事では、コンテンツマーケティングの概要や成功するためのポイントを中心に、コンテンツマーケティングにおけるSEOの位置付けについて解説していきます。

コンテンツマーケティングの導入を検討しているが、そもそもコンテンツマーケティングとSEOでは何が違うのか知りたいという方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

徳山 正康記事一覧

テクノポート株式会社 代表取締役

製造業専門のWebマーケティング事業と技術ライティング事業を手がけるテクノポートの代表を務める。「技術マーケティングで日本の製造業に追い風を」を経営理念に、これまでに数名の町工場から一部上場のメーカーまで、累計1,000社を超える製造業を支援し、数多くの企業の経営革新を実現。

グロービス経営大学院(MBA)卒業、(社)日本ファミリービジネスアドバイザー協会 執行役員、(社)Reboot 理事、(社)Glocal Solutions Japan 認定専門家

コンテンツマーケティングにおけるSEOの位置付け

はじめに、コンテンツマーケティングにおけるSEOとはどのような位置付けなのか解説していきます。

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、ターゲットユーザーにとって価値のある情報・コンテンツを発信することで、自社製品や自社サービスに興味を持ってもらい、最終的には問い合わせや購買につなげるマーケティング手法のことです。

コンテンツマーケティングという言葉は概念的な意味合いが強く、有益なコンテンツを用いて、上述した目的を達成するための活動全般のことを指します。そのため、SEO対策であればSNS活用であれ、ユーザーへ情報提供しているコンテンツがユーザーにとって有益であり、その結果として情報発信している企業がマーケティングにおける目的を達成できていれば、その活動はコンテンツマーケティングと呼べるでしょう。

コンテンツマーケティングの種類とSEO

コンテンツマーケティングにはさまざまな種類がありますが、目的によって以下の3種類に分類されます。

1.Webサイトへの新規ユーザーを集客する

  • Web記事
  • インフォグラフィック
  • 動画
  • SNS

2.新規リードを獲得する

  • ホワイトペーパー
  • リサーチレポート
  • ウェビナー(情報提供型)

3.保有リードを育成し商談を獲得する

  • メルマガ
  • 導入事例
  • ウェビナー(サービス紹介型)

SEOは、コンテンツマーケティングにおける集客方法の一つという位置付けです。主にWeb記事を増産することで、検索エンジンを使って情報収集しているユーザーから自社Webサイトへのアクセス流入を増やすための手法です。

最近では検索エンジンを使って画像検索や動画検索をするユーザーも多いため、インフォグラフィックや動画を使ったSEO対策も有効な手段となり得ます。

コンテンツマーケティングの種類について、詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

コンテンツマーケティングにおけるSEOの役割

前項でも解説したとおり、SEOはコンテンツマーケティングにおける集客方法の1つですが、ここでは具体的なその役割について解説していきます。

コンテンツマーケティングは「情報収集」段階のユーザーへリーチする手法

ユーザーの購買フロー
図:検索ユーザーの購買フロー

コンテンツマーケティングは、検索ユーザーの購買フローにおいて、購買までの道のりが最も遠い①「情報収集段階」のユーザーにリーチできることが最大の特徴です。

情報収集段階のユーザーは自身のニーズや購買したい製品の要件定義ができていない状況なので、問い合わせにつながるまで時間がかかるというデメリットはあります。しかし、購買フローの初期段階にいることから、まだ競合他社との接触が行われていない可能性が高いです。

コンテンツマーケティングにより、競合他社に先んじてユーザーとコミュニケーションを行うことができるため、場合によっては競合他社と接触をさせないまま顧客化できるというメリットがあります。

SEOは検索エンジンを使って「情報収集」するユーザーにリーチする手法

SEOはあくまでサービスや商品を購入検討する前の、①「情報収集段階」のユーザーを検索エンジンから集めることが目的の「集客手法」です。

そのため、最終的なコンバージョンへつなげるためには、ホワイトペーパーなどでリード化したり、メルマガやSNSといった手法を使いリードナーチャリングする必要があります。コンテンツマーケティングにおいて、SEOを活用するメリットには以下のような点があります。

SNSや動画など、他の手法よりもターゲットが絞りやすい

検索キーワードをもとにユーザーの獲得ができるため、ターゲットとするユーザーが使うであろうキーワードを選定できれば、他の手法よりもターゲットが絞りやすいと考えられます。

取り組みやすい、導入に対するハードルが低い

SNS運用や動画制作などは特別な知識やツールが必要となることが多いので、導入のハードルが高いです。SEOであれば、Web記事を作成するところから始められるので、専門的な知識さえあれば始めることが可能です。

成果を予想しやすい

検索キーワードの検索ボリュームを調べるツールがあるので、選定したキーワードで検索1位を取れれば、どれぐらいのユーザーが獲得できるのかを定量的に予想することが可能です。

コンテンツマーケティングにおけるSEOを成功させるポイント

コンテンツマーケティングにおけるSEOとなると、技術系企業であれば技術解説といった専門的な記事を執筆するケースが多くなります。ここではそのようなSEO記事を制作するうえで重要な3つのポイントをご紹介していきます。

1.適切なキーワードを選定する

あくまでコンテンツマーケティングの施策としてSEOを活用するのであれば、なるべく購買フローにおける初期段階のユーザーを意識することが重要です。

従って、情報収集段階のユーザーが使用するであろうキーワードを想像し選定することで、コンテンツマーケティングの目的である「潜在顧客の発掘」に大きくつながっていきます。

2.検索エンジンに評価される記事を制作する

検索順位が上がらないことには目的達成にもつながらないため、検索エンジンに評価される記事を制作することが重要です。

Googleが評価しているサイトを調査し、記事ジャンルや構成を決め、記事を執筆していきます。その際、評価が高い(上位表示)サイトのジャンルや構成を参考にしつつ、自社のオリジナル要素を盛り込むことも非常に大切です。

検索エンジンに評価されるためのSEO対策記事の書き方に関しては、以下をご覧ください。

3.記事の品質を担保する

コンテンツマーケティングの目的の1つに「ブランドの確立」があります。これを実現するためには、該当する分野において豊富な知見を持っている企業であることをアピールする必要があります。

技術系企業であれば、先進技術についての知識を常に発信していくことが大切であり、記事の品質を担保できる仕組みづくりが求められます。

記事品質を担保するためのポイントには以下のような点があります。

  • 社内のリソースを確保し、なるべく内製化できる体制をつくる
  • 外部ライターを採用する場合は、技術的知見など信頼性の高い方に依頼する
  • 監修を依頼する場合は、その分野で権威のある方に依頼する
  • レギュレーションを策定する
  • 校正担当者の手配など、投稿前に品質チェックを行う体制をつくる
  • 定期的に記事検証、リライトを行う(最新情報へのアップデート)

まとめ

コンテンツマーケティングとは、情報収集段階のユーザーを集客し、価値のあるコンテンツを提供することで、最終的に問い合わせや購買につなげていくマーケティングの仕組みです。

SEOはコンテンツマーケティングにおける集客方法の1つという位置付けであり、自社Webサイトを上位表示させるための手法です。SEOの活用はターゲットが絞りやすいことや、他の手法に比べて導入に対するハードルが低いことなどメリットも多く、ポイントを押さえて適切な運用を行えば大きな成果が期待できます。

テクノポートはSEOをはじめとする、製造業向けのコンテンツマーケティングにおいて多数の実績があります。コンテンツマーケティングに関するお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

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テクノポート株式会社 代表取締役

製造業専門のWebマーケティング事業と技術ライティング事業を手がけるテクノポートの代表を務める。「技術マーケティングで日本の製造業に追い風を」を経営理念に、これまでに数名の町工場から一部上場のメーカーまで、累計1,000社を超える製造業を支援し、数多くの企業の経営革新を実現。

グロービス経営大学院(MBA)卒業、(社)日本ファミリービジネスアドバイザー協会 執行役員、(社)Reboot 理事、(社)Glocal Solutions Japan 認定専門家

Webサイトのアクセスデータ分析からSEO対策まで

「モノカク」を運営するテクノポートでは「技術をマーケティングする」という事業理念のもと、新規顧客獲得や技術の用途開発を目的としたWebマーケティングの支援を行っております。
Webサイトの制作・リニューアルに注力する会社は多いですが、公開後の更新を戦略的に行えている会社を多くありません。公開後の運営は投資対効果が高く、ライバルサイトと差を図るのに最も重要な施策です。

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