Webサイトにいれるべきコンテンツの紹介

こんにちはテクノポートの永井です。

Webサイトを制作する際、製品紹介ページや会社概要、企業の強みなどさまざまなページを作るでしょう。その中でも、これだけは絶対に作ったほうがいいページを紹介します。

【執筆者紹介】永井 満
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永井 満
テクノポート株式会社 東海地方責任者

大手メーカーで設計開発を経験しているWebマーケター。クライアントの技術を理解した上でWebサイト戦略を立てることを得意としてます。

【経歴】
日本大学大学院航空宇宙工学専攻
ボッシュ株式会社でディーゼルエンジンのポンプ設計を担当

【寄稿実績】
伝え方が悪いと逆効果! Webで自社技術に興味を持ってもらうための戦術
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ターゲットは課題を解決するための手段を求めている

Webサイトを制作する前に、問い合わせをもらいたい「ターゲット」が何を求めているかを想像してみましょう。ターゲットが企業(BtoB)の場合、適当に製品を探しているのではなく何かしらの目的を持って探しています。そして、目的の多くは「課題を解決する」ことです。不具合対応、生産性の向上、品質の改善など仕事の中で出てくる課題を解決するために、インターネットを使い製品を探しています。

このとき、ただ単に製品を探しているわけではなく、できるだけ安く質の高いものを探していると考えられます。ただし、安ければいいというわけではありません。使いやすさや壊れにくさなど長期的に使うことを前提とした上で、コストパフォーマンスの良いものを探しています。

さらに、選定の失敗は会社の不利益になってしまうため、絶対に失敗したくないという思う企業が大半でしょう。ターゲットがほしい情報をまとめると、下記のようになります。

  • 課題を解決できるかどうか
  • コストパフォーマンが優れているかどうか
  • 信頼できる製品であるかどうか

Webサイトを作るときは、この3つの情報を押さえておきましょう。

課題解決に特化したページの制作

課題解決に特化したページの役割

  • SEO対策
  • 課題と直結した訴求

ターゲットは課題を解決したいと思っているので、課題解決に特化したページは必ず制作しましょう。ターゲットは抱えている課題に関連するキーワードで調査している可能性が高く、課題解決に特化したページを制作することで、SEO対策と製品の訴求を一度に行うことができます。

また、課題は一つではなく、複数掲載しましょう。1人のターゲットが抱えている課題は一つですが、ターゲットが複数になれば複数の課題が出てきます。そうなると、ターゲットが検索するキーワードや訴求内容も変わってきます。

自社の製品を不特定多数のターゲットに見てもらいたい場合は、解決できる課題ごとにページを制作するのがおすすめです。

事例

NISSHA株式会社:https://connect.nissha.com/filmdevice/filmdevice_column/
株式会社アドレック:https://www.adrec-jp.com/archives/case

製品のスペックページの制作

製品のスペックページの役割

  • 製品比較されたときの訴求

ターゲットは類似製品の情報を集めて比較検討してから製品を決めてます。そのため、競合製品と比較された場合に、自社のメリットや実力がひと目でわかるような表やグラフを作りましょう。

ターゲットはWebサイトや商社などから情報収集を行っているため、製品についての知識はある程度持っていると考えられます。場合によってはかなり細かな情報も知りたいと思っていますので、製品のスペックで出せるところはすべて出してください。

また、他社製品や類似製品と比較できる表も効果的(https://microvu.jp/prd_compare/)です。比較する際は自社をPRするのも大切ですが、公平性を持った比較をすると信頼につながるでしょう。

事例

株式会社 スペック・ジャパン:https://speckjapan.com/archives/530

お客様の声ページの制作

お客様の声ページの役割

  • 安心感の訴求

お客様の声は訴求力が高いので、必ず制作してほしい項目です。

ターゲットは失敗しないために「使った人の感想」を求めています。どういった企業がどのように使って、どういった結果が得られたのか、どういったところに不満があるのか、などネットには掲載されていないリアルな情報を求めているでしょう。

自社のサイトに掲載されているお客様の声は営業目的で効果が薄いと思われがちですが、実はそんなこともありません。製品に不満があった場合はお客様の声として掲載していただけないので、お客様の声に掲載されている企業は少なくとも製品を高く評価しています。

お客様の声を掲載するためにはお客様にインタビューしたり、掲載の許可が必要だったりと他のページとは公開手順が異なりますので早めの動き出しが大切です。

事例

テクノポート株式会社:https://marketing.techport.co.jp/case_category/product/

まとめ

メーカーがWebサイトのコンテンツとして制作するべきページは下記の3種類です。

  • 課題解決に特化したページ
  • 製品のスペックページ
  • お客様の声ページ

Webサイトで成功するためにはターゲットのニーズを想定したページづくりが大切です。
弊社はWebサイトの企画から制作、運営まで一貫して行っています。Webサイト制作でお困りでしたらお気軽にご相談ください。

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永井 満
テクノポート株式会社 東海地方責任者

大手メーカーで設計開発を経験しているWebマーケター。クライアントの技術を理解した上でWebサイト戦略を立てることを得意としてます。

【経歴】
日本大学大学院航空宇宙工学専攻
ボッシュ株式会社でディーゼルエンジンのポンプ設計を担当

【寄稿実績】
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新規顧客獲得につながるWebサイトを企画・制作

「モノカク」を運営するテクノポートでは「技術をマーケティングする」という事業理念のもと、新規顧客獲得や技術の用途開発を目的としたWebマーケティングの支援を行っております。
過去に1,000社を超える製造業を中心とした技術系企業のWebマーケティングに携わった経験から、貴社の技術・製品に適した勝ちパターンをご提案。単なる会社紹介ではなく、新規顧客獲得につながるWebサイトを企画・制作します。

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