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【製造業向け】記事ネタ出しのおすすめのツール6選

【執筆者紹介】野口 幸嗣
この記事の執筆者
野口 幸嗣
現役CAE工学エンジニア、工業系技術ライター
執筆テーマ:工業・製造業系の技術情報やCAEなど
【経歴】
工学部大学院を卒業後、精密機器業界で信頼性や材料評価、CAEエンジニアとして勤務。工業系に特化したライターとして活動中。計算力学技術者固体1、2級及び技術士補。
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製造業勤務、機械系エンジニアライターの野口です。自社ホームページの記事作成でネタがなくなって困っていませんか?この記事では、簡単に使えるツールやネタ出しの方法を2つの観点から紹介します。この記事を参考にして、記事ネタをどんどん生み出していってください。

ネタ出しの考え方

自社ホームページのブログの内容に悩んでいる場合は、切り口を変えて考えてみましょう。自社目線だけではなく、お客様目線を取り入れると新しい切り口が生まれていきます。

キーワードから調べる

1つ目の切り口ははキーワードからの連想です。キーワードを始めに調べる理由はネタのきっかけを探すためです。ネタに困っている場合、きっかけがあると自然とアイディアが浮かんできます。アイディアの呼び水として、キーワードを探してみましょう。

また、ネタに悩んでいるときは情報が足りていないことも多いのです。そこで、ネタになりそうなキーワード・共起語など、あなたの発想に刺激を与える「キーワード」を探していきましょう。

お客様の考えからから調べる

2つ目の切り口はお客様から考えること。お仕事をしているときのお客様の悩みを一つの案としてもよいでしょう。ネタに困っているのならば、顧客の悩み・願望の解決策を記事にして、自社ホームページに掲載するとマーケティング的にもアピールになります。製造業のホームページに限らず、ブログなど記事を掲載するメディア記事の目的は「困っていること」の解決策の提示です。製造業の観点で考えると、「お客様の困っていること」「お客様の悩んでいること」「お客様の目指す姿」など解決策になる記事がネタになります。

製造業のための記事のネタ出しツール6選

記事のネタ出しに苦戦している企業の担当者も多いかもしれません。ここからは、記事のネタ出しに使えるツールを紹介します。すぐに使えたり無料で使えたりなど、優秀なツールばかりです。ぜひ、試してみてください。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、Googleが提供するキーワード候補や予想検索数を取得できるツールです。キーワードを入力するとそれに関連するサジェストが一覧で表示されます。使用条件として、Google AdWordsアカウントにログインする必要があるものの、検索総数を一覧で確認できる便利なツールです。さらに、キーワード一覧をCSV形式にも出力可能です。そのため、キーワードの分析や次の記事のネタ出しにも活用できます。

OMUSUBI

OMUSUBIは、キーワードと他の語句の関連性を見える化するツールです。キーワードを入れると関連する語句と語句を視覚的につないで図示してくれます。語句と語句の関係性を認識するのに便利です。また、関連語句も見つかるため、記事の内容に困った際に助けになるでしょう。

Ubersuggest

Ubersuggestはキーワードのサジェストツールの一つです。サジェストに関する検索ボリュームやSEO難易度もチェックできます。ブログのネタ出しと同時にSEOも考慮されているお得なツールです。Ubersuggestは基本的に無料ですが、無料版では閲覧できるキーワード数に制限があります。無料版を使用して使い勝手が良ければ、有料版を活用するのもよいでしょう。

ラッコキーワード

無料のキーワードリサーチツールです。一つのキーワードを入力して検索すると、関連する語句を一覧で表示してくれます。さらに入力キーワードと関連したサジェストも五十音順で一覧にしてくれます。キーワードは見つかっていても、周辺の情報がほしい時に便利なツールです。

Yahoo!知恵袋

誰でも利用できる共有サービスです。利用者の疑問が質問として掲載されています。質問の内容は幅広いものの、あるキーワードに対する多数の人の疑問が一覧になっています。掲載されている疑問・質問を基にして、自社の内容と分析すると新しい切り口になるでしょう。

Twitterのアンケート機能

顧客の生の声を知りたいときに便利です。Twitterに搭載されているアンケート機能を利用できます。直接お客様の知りたい内容を知ることができます。SNS運用が必須にはなるものの、お客様の悩みを収集できる便利なツールです。

まとめ

記事のネタに役立つ記事ネタ出しのツールを紹介いたしました。無料で使用できるツールは揃っているため、ネタに困った際には一度お試しください。どんどん記事ネタがあふれ出てきます。

この記事の執筆者
野口 幸嗣
現役CAE工学エンジニア、工業系技術ライター
執筆テーマ:工業・製造業系の技術情報やCAEなど
【経歴】
工学部大学院を卒業後、精密機器業界で信頼性や材料評価、CAEエンジニアとして勤務。工業系に特化したライターとして活動中。計算力学技術者固体1、2級及び技術士補。
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