twitterの呼びかけを元に地方からの採用に成功
こんにちは、テクノポートの渡部です。緊急事態宣言の解除も解除され、仕事の量も戻ってきているのではないでしょうか?仕事量の増加に合わせて、これまで抑えていた採用も視野に入っているかもしれません。
今回、弊社のお客様であり、このモノカクでも何度も紹介している栗原精機様にお伺いした際、採用がうまくいったお話をお聞きしたので、皆様にシェアしたいと思います。
この記事の目次
きっかけはホームページのアクセスデータから
今年の4月にサポートでお伺いし、アクセス解析のデータを見たところ、ある日のアクセスが跳ね上がっていることがわかりました。アクセス元をたどってみるとTwitterからのアクセスが急増しており、その日にツイートしていたのは採用に関する内容でした。そのこともあって採用のページの更新をするという打ち合わせをさせていただき、6月には下記のようなツイートをしたところ……。
合計24件のリツイート、166件のいいねといつも以上の反響があり、実際にホームページのアクセスもかなり増えていました。そういった背景もあり、今回はTwitterと自社のホームページを使って採用活動を進めてみようということになり、プロジェクトを進めたそうです。
採用ページの更新と簡易応募フォームを設置
その後、採用ページの内容を最新の内容に書き換え、ホームページから簡易的に応募ができるようなGoogleフォームを設置しました。
採用ページの詳細についてはこちらからご確認下さい。
応募フォームは本当に簡素化していて、名前に至っては匿名でもOK。履歴書などの提出も必須ではなく、気軽に応募してほしいという思いを込めての設置になりました。
実際に3名からの応募が。うち2人を採用。
採用情報を更新後に、Twitterにて告知しました。
twitterの反応は6月のツイートまではいきませんでしたが、実際に応募フォームから3名からの応募がありました。うち1人はお断りしたそうですが、1人は大学の夏休み期間だけという期間限定のアルバイトの形で採用しました。
もう1人は東北の20代男性からの応募でした。東北の製造業の会社で働いており、製造の現場から社内の他部署へ配置転換があったタイミングで、栗原精機のTwitterが目に止まったそうです。仕事内容として「やはり現場でモノづくりがしたい」と感じていたため、求人に応募。採用が決まり、2021年10月から栗原精機で働いています。
面接もオンラインではなく、東北から車で直接来社したとのことで、面接時にはもう採用を決めていた栗原さんからその話を受けて東京の引っ越し先を探してから東北に帰ったとのことでした。
左:Twitter発信での採用をやってみようと発案した栗原匠さん
中央:今回、東北からの転職で栗原精機に入社した武田さん
右:栗原精機のTwitter運営をしている栗原社長
日頃のつぶやきだけではないSNSとの付き合い方
MAKERS LINKの運営をしているということもあって、栗原社長のTwitterのフォロワーは3,000人以上います。日頃は日常のつぶやきや、イベントの告知などが主な使い方ですが、ホームページとの併用で採用活動にも十分に効果を発揮しました。応募数こそ少なかったという感想でしたが、それでも2/3で採用できる人材からの応募があり、かなり満足のいく結果が得られたとのことです。
皆様のSNSにはどれくらいのフォロワーがいますか?仕事に関係する問い合わせが来ることは少ないかもしれませんが、今回のように採用で役に立つなど、意外なところで力を発揮する可能性も潜んでいます。
もちろん、力を発揮するにはある程度のフォロワーは必要になりますが、Twitterを日頃使っている方は、こういった使い方も検討してみてください。