海外市場調査の方法:ドメインとサーバー

テクノポートの稲垣です。今回は前回の記事「海外市場調査方法:検索需要調査、競合調査」で紹介した海外の競合調査の方法の続きを説明します。具体的には、MYIP.MSというフリーサイトを利用して海外の競合企業の所在地とサーバー設置位置を把握する方法を紹介します。

前回の記事同様、今回の記事で紹介する方法は全て無料でできる方法なので、海外進出に関心のある方は一度自身でお試しください。

ドメイン調査の概要

ドメインとは、ホームページのアドレス「http://www.〇〇〇.com」の「〇〇〇.com」の文字列のことを指します。 ドメインとはインターネットの住所のようなもので、現実の住所に重複したものが存在しないように、ドメインにも重複したものは存在しません。

【目的】ドメインの優越調査

  • 海外で検索する時に、検索順位とドメインの設置場所に相関関係はあるのか?

【調査内容】海外の競合企業のドメインと所在地

  • MYIP.MSを用いて海外の競合企業のドメインとドメイン設置場所を調査

Step 5 ドメイン調査

このステップでは、海外の競合企業のURLを利用して同企業のドメインとドメインの設置場所を調査します。今回も前回の記事同様に例を用いて説明します。前回の記事で競合調査まで終えた時点で、下図に示すような表が完成していると思います。

今回は例として、キーワード “Blechverarbeitung”(日本語:板金加工)を例に使用します。まず、ドイツのGoogle検索で”Blechverarbeitung”を検索し、検索結果一ページ目に表示される競合企業のWebサイトのURLをコピーします。(今回の例では、広告に表示される企業は除外しています。)

次にMYIP.MSを開き、コピーしたURLを検索欄にペーストし、Whois Lookupをクリックします。クリックするとした図のような画面が表示されます。

ドメインは1行目の”Hosting Info For Website”に、ドメインの設置場所11行目の”Hosting Country”にそれぞれ表示されます。この2つの情報を表に記録します。

サーバー調査の概要

サーバーとはWebサイトのデータをオンライン上に置くためのコンピュータのことを指します。

【目的】サーバーの優越調査

  • 海外で検索する時に、検索順位とサーバーの設置場所に相関関係はあるのか?

【調査内容】海外の競合企業のサーバー設置場所の把握

  • MYIP.MSを用いて海外の競合企業のサーバーとサーバー設置場所を調査

Step 6 ドメイン調査

このステップでは、海外の競合企業のURLを利用して同企業のサーバー名とサーバーの設置場所を調査します。

先ほど同様にMYIP.MSを開き、コピーしたURLを検索欄にペーストし、Whois Lookupをクリックし先ほどと同様の画面を表示させます。

まず、最下行の”Website Nameservers”の欄に表示されるサーバー名を表にコピー&ペーストします。次に、サーバー名をクリックするとした図のような画面が表示されます。

左の列3行目の”Country”欄に表示される国名がサーバー設置場所を示しているので、この部分を表に記録して終了です。

まとめ

今回紹介した方法を用いることで、専門業者に依頼することなく自社で海外の競合企業の所在地とサーバー設置場所を把握することができます。次回は、海外の競合企業の所在国、サーバー設置場所の調査方法について説明します。次回は前回と今回の記事の内容のまとめとして、得られたデータの見方、分かることなどを説明します。

関連記事一覧