コンテンツマーケティングの適切な運用方法

こんにちは、テクノポートの渡部です。コンテンツマーケティングとしてサイトを運営しているけど、記事を量産していく日々で、具体的にどのように運営、更新をしていけばいいか悩んでいる方もいるかと思います。本日はそんな方々のために、コンテンツマーケティングの適切な運用方法についてご紹介します。

【執筆者紹介】渡部 仁志
この記事の執筆者
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渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課 課長、モノカク 編集長、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
ホームページの制作ディレクションなど、コンテンツ制作の仕事を担う。上級ウェブ解析士の資格を活かし、アクセス解析からクライアントのホームページの改善も得意とし、このモノカクの編集長も兼ねる。
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さらにアクセスを伸ばす場合

まずは狙っているキーワードでの順位をチェック

アクセスを集める為には、狙ったキーワードで順位が取れているかを確認します。(ある程度の検索需要があることは前提とします。)順位が取れていたキーワードでも、時間が経つにつれて、ずるずると順位が落ちてしまうこともありますので、時系列で検索順位の履歴をとることができるGRCという順位チェックツールを活用すると便利です。

検索順位チェックツールGRCについてはこちら「検索順位チェックツールGRCとは

ある程度順位が取れている場合(20位以内)

狙ったキーワードで1位とまではいかなくても、20位以内(2ページ目)までの順位が取れている場合、記事のリライトをお勧めします。実際に上位表示されている記事を参考にしながら、記事を再度読み返し、内容を追加できるところは無いか、見出しなどを見やすく整理するなど、少しリライトするだけでも順位が上がることは多いです。

順位が20位以降、圏外の場合

この場合、そもそも狙ったキーワードと記事の内容が乖離しているかもしれません。実際に検索をしてみて上位表示されている記事を参考に、狙ったキーワードで違う角度から別途記事を執筆するなど、新たな記事を作成して検索上位を狙う施策がお勧めです。コンテンツマーケティングなので記事が多いのに越したことはありません

記事の解析から始める場合

ある程度アクセスがあり、そのアクセスをどのように活用していこうか考えている方は下記の4つのステップから更新を進めてみてください。

アクセスの多い記事をピックアップ

まずは、コンテンツマーケティングで作成した記事の中から、アクセスを集めている記事をピックアップします。狙っている記事がアクセスを集めていることもあれば、意外な記事がアクセスを集めていることもあります。

その記事へのキーワードを予想

アクセスを集めている記事が分かったら、どのようなキーワードで集客ができているかを予想します。その記事からある程度予想ができることもありますが、難しい場合は、googleサーチコンソールを活用して下さい。

サーチコンソールについてはこちら「Googleサーチコンソールって何?何に使うの?

検索ニーズを探る

集客できているキーワードが分かったら、そのキーワードで検索をしているユーザーにどのようなニーズがあるかをを予想します。
例:キーワード「ゴム 材料 選び方」→ゴム製品を作るのにどのような材料を選んでいいのかわからないので、選び方の基準を知りたいというニーズ

自社サービスへの導線を考える

予想できるユーザーのニーズから、現状の自社のサービスへの導線を引けないかを検討します。
例:材料の選び方の記事→自社の材料一覧へのリンクや、材料相談サービス等への導線を作る。

新たなサービスの展開へ

アクセスを集めている記事からニーズを読み取れたとしても、導線が引ける自社のサービスがない場合、自社から提供できる新たなサービスが無いか検討してみます。

本業に繋がるコンテンツマーケティングを

コンテンツマーケティングというと中々本業に繋げられていない方も多いみたいですが、記事を量産することから、コーポレートサイトと比べるとアクセスが集まりやすいので、集まったアクセスを上手く活用して、本業に繋げたり、また本業の枠を広げたりと、有効活用して頂けたらと思います。

技術の効果的な情報発信手法である「コンテンツマーケティング」については、下記記事に詳しく書かれていますので、こちらもご参照下さい。
コンテンツマーケティングの進め方(BtoB製造業・メーカー向け)

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渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課 課長、モノカク 編集長、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
ホームページの制作ディレクションなど、コンテンツ制作の仕事を担う。上級ウェブ解析士の資格を活かし、アクセス解析からクライアントのホームページの改善も得意とし、このモノカクの編集長も兼ねる。
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