御社は大丈夫?Webサーバーとメールサーバーについて

【執筆者紹介】渡部 仁志
この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
渡部 仁志 が執筆した他の記事をみる

こんにちは、テクノポートの渡部です。

現状のホームページからリニューアルをしようと制作を進めて、完成したホームページをアップロードしようと思った矢先、

「サーバーの仕様が古すぎてメールフォームが使えない!」

ということがたまーにあります。サーバーの仕様変更にそこから1か月なんてことはあり得る話ですので、ホームページのリニューアルをお考えでしたら、先にサーバーの事も確認をしておきましょう。

Webサーバーとメールサーバーとは

そもそもよく聞くこの2つですが、何のことかわからないという方へ。難しい話は抜きにして、ホームページをひとつの「家」だと考えるとわかりやすいです。

Webサーバー

ホームページが家だとすると、Webサーバーは「土地」の事。最近はあまりありませんが、この土地が狭い(Webサーバーの容量が少ない)と家の大きさも限界があります。(ホームページの容量も限界があります)。また最新鋭の耐震強度の高いデザイン性に凝った家を建てようと思ったら(最新のプログラムを組み込んだホームページを作ろうと思ったら)、それに耐えうる地盤(サーバーの仕様)が必要になります。

メールサーバー

対してメールサーバーは「郵便受け」になります。多くの場合、Webサーバーとメールサーバーは共有になりますので、さっきの「土地」の中に「通便受け」があると思ってもらったらいいです。この「郵便受け」の中には仕切りがあり、大きな手紙(容量の大きいメール)だと受け取り出来ないということが以前にはあったと思います。

土地代はどれくらい?どのくらいの広さ?

一般的なネットの不動産屋さん(レンタルサーバー会社)を例に挙げると「ロリポップ」と「スターサーバー」があります。最新鋭の家を1件立てるのに必要な推奨の土地の月額はおおよそ下記のとおりです。

ロリポップ

スタンダードプラン 月額500円 容量 120GB

スターサーバー

スタンダードプラン 月額500円 容量 100GB

もう1つ下のプラン(月額250円)でも構わないのですが、昨今の家の建て方(WordPress)で建てることを考えるとこのプランの方が無難です。ロリポップだとこのプランから上の方にのみ電話サポートが付きます。月額250円のプランは容量も半分です。(スターサーバーは両方とも電話サポートはありませんが、メールサポートは丁寧に受け付けてくれます。)

これがどれくらいの大きさかについて、説明します。「MB(メガバイト)」を都合よく「㎡」に変換して考えると100GBというのは100,000㎡。東京ドーム約2個分、サッカーのコート14~15個分の大きさです。ホームページの制作に必要な土地の大きさは、サザエさん家の大きさ(土地80~90坪、家35坪程度)ぐらいあれば十分余裕があります。そう考えるとかなりの有り余るぐらいの広さがあるとわかると思います。

(※サザエさん家の間取りについてはここに載せてしまうと著作権にひっかかるので「サザエさん家 間取り」等で検索してみてください。)

ただ、土地の強度もこのプランによって左右されるので、今回は強度に合わせて推奨しています。

自社のサーバーは大丈夫?

ホームページを制作する上で必須になるこのサーバー、かなり以前に契約をしてそのままにしていると、上記よりもかなり狭い上に、高い金額であることもあります。土地に関しては昔からの土地の方が価値が高くなる!なんてこともありますが、Webに関してはそんなことはありませんので、一度ご確認をしてみてはいかがでしょうか?

ただ、上記の様なWeb上のレンタルサーバーはメールアドレスの設定や、トラブル時には自分で対応しなければなりませんので、人的なサポートが必要な場合は、そちらを優先してください。

弊社ではホームページをはじめて制作させて頂く場合にはサーバーの契約も承っておりますので、気軽にご相談ください。

この記事の執筆者
渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
2013年入社。
ホームページ制作ディレクションやWeb解析の仕事に従事。上級ウェブ解析士の資格を持ち、GA4の活用方法について幅広い知見を持つ。
渡部 仁志 が執筆した他の記事をみる

関連記事