【成功事例】地域特化戦略で成功、白根電機産業株式会社様
白根電機産業様のホームページ事例を紹介いたします。
白根電機産業株式会社は東京都品川区にて樹脂切削業を営む会社です。東京都内の品川という好立地を活かし、効率的に新規を獲得し売上を伸ばしている企業です。今回は地域特性を活かしたホームページ戦略についてお話します。
この記事の目次
ターゲットとする顧客のニーズを想定
東京都内という好立地を活かすために、都内(近場)で頼みたいと考えている顧客のニーズを想定しました。
- 打ち合わせがしたい → 図面がなく現物を見てもらいたい → ものづくりに詳しくなく、色々相談したい
- すぐ欲しい
- 運送コストを抑えたい
上記のようなニーズをもとに「利便性」が一番に求められると考えました。
白根電機産業の持っていた強み
同社の強みは好立地というだけではありません。本当の強みは好立地を活かした対応力にあります。顧客から連絡が来た際の対応が迅速かつ的確で、お客様を逃さない営業体制があります。また、自社の設備だけにとらわれず外注を効果的に利用する商社的な機能も有していて、自社だけでは対応出来ない案件でも受けられる体制があります。「利便性」というニーズに応えるためにはただ近いというだけではなく、このような対応力が必要です。
地域特化戦略で成功するためのポイント
- 地域を絞ったキーワード対策によるアクセスアップ
- 利便性と気軽さをPRし問合せ率をアップ
- 迅速な営業活動を実施し受注率をアップ
上記ポイントに従って、白根電機産業様がどのような施策を行なったのか、順番に紹介します。
地域特化戦略を踏まえた具体的な施策
1.アクセスアップ(地域を絞ったキーワード対策)
「東京」+「樹脂切削」、「東京」+「樹脂試作」など地域に限定したキーワード対策を実施。最近ではローカライズという検索結果が近場のものを優先的に上位表示する仕組みができつつあります。しかし、まだ一定の効果は見込めます。
2.問合せ率をアップ(利便性をPRしユーザを口説くためのコンテンツを掲載)
利便性をPRする際によく利用するのが、人物写真です。理由としては「利便性=近くで気軽に相談できる・なんでも頼める」という想定のもとでホームページを制作しています。そのため、問い合わせのハードルを下げるために笑顔の写真を多く利用し、安心感を持って頂けるようなデザインを採用しています。実際に問い合わせて頂いた理由を聞いてみると「ここだったら何でも相談できそうだったから」「ものづくりの素人でも相談できそうだったから」など、ハードルを下げる効果はあるようです。
3.受注率をアップ(迅速な営業活動)
迅速な営業活動といっても、ただスピードを求めるだけのものではありません。相手への思いやりが必要です。状況に合わせた返答を間に挟むことによってトータルの時間は同じでも相手に与える安心感や信頼度は変わってきます。
例えば、新規で見積もりを受けた際に、依頼者の気持ちに寄り添って考えると、
- はじめに「メールを受け取ってもらえているかどうか?」
- 次に「その製品が対応可能かどうか?」
- 最後に「値段がいくらか?」
という3段階があります。当たり前のようですが、同社では段階に応じた対応を行っています。また新規の問い合わせに関して受注・失注の履歴もとっていて、次に活かす仕組みを作っています。まずは問い合わせ頂いたことに対しての連絡(御礼)を入れ、製作可否の返事がどれぐらいででき、見積もりにはどれぐらいかかるかを先方に伝えることで安心感を与え、気持ちよくお客様に待って頂くことを心掛けています。「メールが届いているか」、「製作出来るかどうか」など、まったくわからないまま見積もりを待つような状態よりも良い関係が作れます。不安だから他の会社にも連絡を入れておこうという考えも防ぐことができ、結果として高い受注率が期待できるようになります。
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