人材不足に悩む製造業の方々へ「ベトナム人採用」のススメ

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。つい先日も新卒の学生の内定辞退が6割を超えたと人手不足のニュースが世間を賑わしはじめてかなりの時間が経っておりますが、皆様の会社では人材をうまく採用できていますでしょうか?

静岡県駿東郡長泉町にある井山工作所有限会社もそんな人材採用に苦労していた会社の一つ。ある日、飛込の営業の話を聞いて、清水の舞台から飛び降りる気持ちでベトナム人を1人採用しました。それから時は流れ、今年の10月にはもう1人のベトナム人を採用、来年の4月にはさらにもう1人の追加採用をする予定です。

本日は井山工作所有限会社の専務取締役井山俊一郎様にベトナム人採用の経験談と、良い点悪い点、これからについてお聞きした内容をお届けしたいと思います。

左:グエン・コン・フィン(2016年9月入社)
中央:井山専務
右:ハー・クオック・フック(2017年10月入社)

1人目の採用

ー以前にベトナム人を採用したとお話をお聞きしましたが、きっかけは何だったのでしょうか?

井山専務:最初は弊社の工場に飛び込みで来られた営業の方の話を聞いたのがきっかけです。その当時ハローワークの他に、ジョブセンスなどの採用媒体等を活用して募集を続けていたのですが、なかなか募集が集まらず困っていたところだったので、物は試しにということで、思い切って採用に踏み切りました。

ー実際の採用選考に関してはベトナムまで行ったりと大変だったのではないでしょうか?

井山専務:いや、最初の方を採用したときはベトナムには行ってません。skype等を通して、テレビ電話を使った面接をさせて頂き、実際に会ったのは採用が決まって来日してからでした。最初は不安でしたが、これまでに中途採用した人に比べてもすごく仕事ができる人なので、今では凄く良かったと思っています。その彼が今年結婚して、奥さんを連れて日本で生活する事が決まっているので、一安心しています。

ー結婚を機に帰国はしなかったんですね。

井山専務:そこは弊社としても帰国するかもという危機感はありましたので、いろいろと日本に残ってくれるように働きかけをしました。ビザは就労ビザなので更新をしていけば、ずっと日本に滞在できるビザなんですが、ベトナム人と面接をして、日本にずっと残るかどうかについて、「ずっと日本に」という人は少ないんです。それよりも「いつかは母国に帰って御社のベトナム支所を」とか「母国に帰って独立したい」っていう人がほとんどです。なのでそこを何とか日本で継続的に働いてくれる様な動きは必要だと思います。

ベトナム人採用の良いところ、気をつけるところ

ーそれから2人目、3人目の採用って力を入れていますね。ベトナム人採用の良いところってどこだと思いますか?

井山専務:1人目の採用をしてわかったのですが、図面からプログラムをするセンスや、仕事の段取りなど、仕事の出来る出来ないに、国は関係ないんだと感じました。ベトナム人の新卒採用を募集する場合、現地の工科大学の卒業生の応募があります。それもベトナムでは上位3本の指に入る工科大学です。考えてみれば、人材不足が言われている日本で採用と言っても、優秀な人材は大手の企業に持っていかれている状況なので、我々の様な中小企業がそこから漏れた人を採用するよりも、ベトナムの優秀な人材を採用してきた方が質がアップすると感じています。

ー確かにそうですね。ベトナム人採用をする上で気をつけることって何でしょうか?

井山専務:先ほどもお話したように、「すぐにではないけど、いつかは母国に帰りたい」と考えている人がほとんどなので、日本につなぎとめる努力は必要ですね。あとベトナムでは、英語よりも日本語の方が人気があるそうですが、まだまだ日本語でのコミュニケーションに関して心配が残るのは事実です。そこは何とか時間をかけて解決していきたいと思っています。

ー本日はありがとうございました。来年に来る新人が楽しみですね。

 

「仕事の出来る出来ないに国は関係ない。」

確かに言葉や、文化の壁があるのは確かですが、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

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