中小製造業のための、求職者に企業を魅力的に伝える方法!

こんにちは、ものづくり経革広場の永井です。

採用の時に、御社の労働条件を大手と比べてみたことはありますでしょうか?

年間休日120日以上、賞与5ヶ月、有休取得率90%以上。。。正直、労働条件において、中小企業は大企業に勝てません。

しかし、仕事内容はどうでしょうか。設計を自由にできる面白さ、自らが企画していける環境、その部品は紛れもなく自分が作ったという自負。大手では感じる事ができない、仕事のやりがいは中小企業の方があるのではないでしょうか?

今回は、中小企業の魅力を求職者にどうのように伝えるかについての記事を書きました。ぜひ参考にしてください。

求職者に伝える内容

条件以外で求職者が知りたい内容を魅力的に伝えなければなりません。今回は特に重要な、代表者の理念、職場の雰囲気、仕事内容、仕事の安定性についてです。

1.代表者の理念

中小企業で最も大切なものが「代表者の理念」になります。自社の理念に共感して入社してくれる人は辞めることもなく、一生懸命努力してくれます。中小企業の場合、理念がはっきりしていない場合も多々あります。製造業ですと、最終製品を作っているわけでなく、お客様の図面通りに加工することが仕事になりますので、正直なところ理念を作りづらいと思います。

そのようなときは「自社がどのような形で社会に貢献していくのか」をテーマに、「どのようなお客様と繋がり、どういった製品に自社の加工品を入れていきたいのか」という考えからスタートするのも良いかと思います。例えば、「日本全体の加工技術を上げるために、他社よりも技術を磨き、それを共有していく。そのために、業界、材質にかかわらず多くの分野の仕事を受けていく。」など、大きくわかりやすい理念を掲げることで、求職者の気持ちを惹きつけることができます。

2.職場の雰囲気

次に職場環境です。実際に仕事をしている風景を掲載して、現場の雰囲気を伝えましょう。自分がどういった環境で、どうのような人たちと働くのかは知りたいものです。社員さんの写真や仕事風景を写真や動画で掲載するのは効果的な方法です。現場の社員さんが楽しく働いている姿をみると「いいな!働いていみたいな」と思ってもらえます。ただし、偽ってはいけません。初期に辞める人は入社前後でギャップを感じ「こんな企業だとは思わなかった」と感じています。

せっかく採用してもすぐに辞められては意味がありません。製造業の場合、どうしても油の匂いや機械の音などは企業説明やパンフレットでは表現できない部分もあります。可能であれば、求職者には事前に工場の見学をしてもらうようにしましょう。

3.仕事内容

次に仕事内容です。

仕事内容の見せ方は欲しい人材によって変える必要があります。例えば、常に加工だけをしてくれる人をしたいときは「自分の仕事に没頭できる、人よりも機械と対話する仕事、未経験でも大丈夫」など、採用のハードルを下げるような見せ方になります。最近では、人と話したくない、決められた業務を着実にこなす仕事をしたいと考えている求職者も多くなってきました。企業には自ら考えて新たな道を切り開いてく社員と黙々と業務をこなす社員の両方が必要になります。その人にあった見せ方をする必要です。

逆に、将来、工場長になるような管理職候補を募集したい場合は、将来的にどのようなポジションで活躍して欲しいかを伝えると良いでしょう。例えば、「技術を習得したあとはお客様と直接交渉できる、設計から開発までを一任する、協力企業と技術交換をする。」など、作業だけではない仕事を見せると良いでしょう。自ら行動する人はそのポジションを得るために、努力し、将来は御社の幹部候補になるはずです。

また、先程の理念と結びつくような内容を掲載すると伝えやすくなります。

製造業の日常の仕事は、図面を見て→加工して→検査するの繰り返しになります。量産品だと一日中同じ加工をすることになり、魅力的とは言いづらい内容です。しかし、将来の仕事を見せたり、新しい設備を任せたりと、工夫次第で御社に合った人材を採用できるようになります。

4.仕事の安定性

最後に仕事の安定性です。中小企業は安定よりも挑戦していくイメージですし、安定志向の求職者は採用したくないかもしれません。しかし実際に、「安定していない企業に入りたいと思う人はほとんどいません」。いつ潰れるかもわからない企業で働き、その不安を抱えながら仕事を続けることは精神的にきついものです。

もちろん何十年もの安定を保証することはできませんが、出来るかぎり「安定していること」をアピールしてください。求職者は知らない企業を調べる時に、売上、業界、取引先などを確認します。特に取引先に大手企業の名前が入っていれば、「この企業なら大丈夫」と思って頂けます。安定志向が全てではありませんが、採用するためには安定性を出すことは大切になります。

採用情報の発信方法や見せ方について

次に伝える内容の見せ方や、それを伝える媒体についてです。

1.採用専用の媒体を作る

求職者に情報を提供する際には、「採用専門の媒体」を作る必要があります。特にホームページやパンフレットは重要です。求職者に見せる情報と取引先向けの情報は全く異なります。情報が異なれば、デザインや見せ方も変わってきます。自社ホームページに採用情報を載せることも大切ですが、それでは先程の「伝えるべき内容」をしっかりと伝えることはできません。

求職者は数ある企業の中から、ホームページを見て条件や雰囲気を確認して応募します。これは製造業が新規顧客を獲得するためのホームページと似た流れです。最近では多くの企業が採用専用のホームページを作っています。(例:https://webkikaku.co.jp/blog/webdesign/recruit2017/

費用はかかりますが、ぜひ採用専門の媒体を作ってください。

2.写真はプロへ依頼

採用ホームページの見た目は企業ホームページよりも大切です。企業ホームページの場合は第一に「技術」を見ます。そのため、ホームページの見た目というよりも、どんな技術を持っているかわかりやすく伝えることが大切になります。採用ホームページの場合は「企業の雰囲気」を見た目で伝えなければならなたいめ、デザイン、特に写真が最重要になります。また、写真点数も多くし、読まなくても見れば大体の雰囲気がわかるようにしなければなりません。

最近では高性能のカメラもお手頃な値段で入手できるため、物を撮るのであれば素人でもプロでもそこまで変わらなくなってきました。

しかし、人物の撮影はプロに依頼した方がよいでしょう。光の当て方、適切なレンズ、細かなこだわり、演出など様々なノウハウを持っています。写真はホームページだけではなく、パンフレットなど複数の媒体で使うこともできます。もちろん費用はかかりますが、それで採用がうまくいくのであれば決して高い買い物ではありません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は採用をするに辺り「伝えるべき内容」と「伝え方」について記事を書きました。採用を本気で始めるときは、代表者の理念、職場の雰囲気、仕事内容、仕事の安定性についてコンテンツを用意し、採用専門媒体で分かりやすくシンプルに伝えていきましょう。そして、写真はできるかぎりプロに依頼し、見た目にこだわった物を作っていきましょう。

弊社でも製造業の採用ホームページ制作を全力でご支援させていただいています。今後ともよろしくお願いいたします。

関連記事一覧