【必見】採用を始めるときの告知方法について

こんにちは。ものづくり経革広場の永井です。

今回は採用時の告知方法についてまとめました。ホームページで採用情報を掲載している企業様は多いと思います。しかし、採用についてのホームページの役割は「告知」ではなく、「情報提供」になります。ただ掲載しているだけでは、御社が採用活動を行っていることを知ってもらえません。

採用活動で大切なことは、「告知」と「情報提供」です。今回は前者の「告知」方法についてまとめてみましたので、ぜひご参考にしてみてください。

【執筆者紹介】永井 満
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永井 満
テクノポート株式会社 東海地方責任者

大手メーカーで設計開発を経験しているWebマーケター。クライアントの技術を理解した上でWebサイト戦略を立てることを得意としてます。

【経歴】
日本大学大学院航空宇宙工学専攻
ボッシュ株式会社でディーゼルエンジンのポンプ設計を担当

【寄稿実績】
伝え方が悪いと逆効果! Webで自社技術に興味を持ってもらうための戦術
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1.ハローワークへ登録

転職活動中、失業保険をもらう手続きがある為、転職者は必ずハローワークを利用します。企業も無料で利用できるので、採用活動をするときはハローワークに求人情報を出している方も多いのではないでしょうか。

ただし、ハローワークにも注意点があります。

それは、御社が求めている人材に当たる確率が少ない可能性があることです。今はハローワークを使わなくても、求人情報を調べられる時代ですし、転職エージェントのサービスなども充実しています。そのため、優秀な方はハローワークで求人情報を探すよりも、民間の転職サービスを利用する傾向にあります。

すると、ハローワークで求人を探す人の中に、優秀な人材の割合が少なくなり、結果ハローワークを使っても採用がうまくいかなくなってしまいます。もちろん、ハローワークでも優秀な人が採れる場合もあるので、求人情報を掲載するメリットはありますが、ハローワークのみに頼らない方が良いと思います。

2.求人サイトの利用

有料にはなりますが、有名な求人サイトに登録は有効的です。

例えば、

  • リクナビ
  • マイナビ
  • WANTEDLY
  • ビズリーチ

などが挙げられます。特に、リクナビ、マイナビは転職者のほとんどが登録していますので、告知効果は大きいでしょう。求人サイトの一般的な使い方としては、「条件を入力して検索する」なので、条件が合わなければ見てもらえませんが、逆に条件を見てから申し込みがありますので、採用確率は上がります。

オプションの「求職者に向けて直接メールを送る」という機能は、利用者の条件に外れていたとしてもこちらからアプローチできるため、積極的に利用することをおススメします。(有料の場合有り)

(私のお客様で、名古屋にある4名の金型屋さんはこの機能を使って、1ヶ月で2名の方の採用に成功しました!)

WANTEDLYは、ベンチャーやスタートアップが利用する事が多く、フェイスブックのアカウントとの連携が無ければあまり効果はありませんが、掲載だけなら無料でできます。

ビズリーチを使う転職者は給料アップを目的としている人が多いため、実力の有る方が多いイメージです。

基本的には、無料で掲載できるサイトには必ず登録して、インターネット上での露出を増やして行くことが大切です。

3.合同企業説明会

合同企業説明会は、求職者に直接会えることが大きなメリットです。規模の差はありますが、リクナビ、マイナビ、学情、名大社などが合同企業説明会を主催しています。面談者数は1日で多くて20名、少なくて3名程度です。時期によって来場者数は異なりますが、良い人がいれば直接口説けるので、参加する意味は大いにあります。

ただ、出展費用は安くなく(40〜70万円/1日)、確実に採用できるという訳ではありません。

4.インターネットの有料広告

御社を知らいない人に、告知する時に有効な方法です。

種類としては、

  • Yahoo、Googleへのリスティング広告
  • indeedへの広告
  • 求人サイトへの広告
  • SNSの広告(facebook、twitter、インスタグラム)
  • Webサイトへのディスプレイ(バナー)広告

などが挙げられます。

おすすめは、求人サイトへの広告か、SNSを利用した広告です。

facebookの告知であれば、少額からでもできるので、コストパフォーマンスは良いでしょう。ただ、自社のfacebookのページが充実していることが条件となります。

転職者は企業を探す際に、YahooやGoogleなどの一般検索サイトではなく、リクナビ、マイナビ、indeedなどの求人サイトを使う傾向にあります。そのため、Yahoo、Googleのリスティング広告は、効果は薄くなりますが、indeedは転職専用の検索サイトになるので効果はあるかもしれません。

5.新聞・雑誌(フリーペーパー)

新聞の場合は、枠が小さく一日だけの効果になるため、値段の割に効果は小さいのですが、求人用の雑誌は意外に見られています。有名なところでは、TOWN WORKやDOMOがあります。

フリーペーパーはコンビニ、飲食店、駅などに置かれるため、興味のある方は積極的に手にとってくれます。掲載料金は媒体によって違いますが、2〜7万円程度です。今はインターネットが主流な事に変わりはありませんが、紙媒体は見やすく、物理的に残るため、効果的な方法です。

6.学校の求人票に掲載してもらう

高校、大学の就職課や就職担当の先生に求人票を送ることで、学校に求人情報を掲載してもらえるようになります。応募方法は学校によって違うため、学校ごとに求人票を用意しなければなりませんが、一度その学校に合わせた求人票を作ると翌年度からは比較的楽になります。

学校側の採用担当者と親密にならないと、求人票を送っただけではあまり効果が発揮されないこともありますので、時間があれば学校に訪問したほうが良いでしょう。

私としては、新卒の採用については地道に学校を開拓していくことが一番の近道だと思っています。

まとめ

採用告知のオススメをまとめます。

費用をかけたくない場合は、ハローワーク、無料求人サイトへの登録、SNSを使ってのシェア拡散、学校の開拓を並行で行っていくことが良いと思います。

費用をかけても良い場合は、上記に加えて、SNSでの簡易告知、フリーペーパーへの掲載、そして、予算に余裕があれば合同企業説明会への参加が良いと思います。

採用活動は運との戦いでもあります。確率を上げるために、できる限りの事は行っていきましょう。

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永井 満
テクノポート株式会社 東海地方責任者

大手メーカーで設計開発を経験しているWebマーケター。クライアントの技術を理解した上でWebサイト戦略を立てることを得意としてます。

【経歴】
日本大学大学院航空宇宙工学専攻
ボッシュ株式会社でディーゼルエンジンのポンプ設計を担当

【寄稿実績】
伝え方が悪いと逆効果! Webで自社技術に興味を持ってもらうための戦術
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