【製造業】採用を成功させるために出来ること
こんにちは、ものづくり経革広場の永井です。
社員が突然辞めてしまい、人の補充が必要となったときのために、人材を採用する方法をご紹介いたします。
ただでさえ採用が難しい時期ですが、採用までの成功に導く道のりはいろいろあります。ぜひご参考にしてください。
この記事の目次
1.社員に人材を紹介してもらう
まずは社員の方の力を借りましょう。社員の人脈も自社の大切なリソースです。
口コミはもちろん、facebookなどのSNSで拡散などは効果的です。求職者側は知り合いの紹介であれば信用できる会社と思いますし、会社側も社員の紹介であれば安心して採用できます。
wantedlyという企業は、「知り合いの知り合い」
前回の記事でも、お話したのですが、求職者が「知り合いの紹介」で企業に入るケースは非常に多いです。
一度挑戦してみてはいかがでしょうか。
2.有料の紹介サービスを使う
正直、費用を欠けずに人を採用することは非常に難しくなっています。短期間で採用をするならば、リクルートキャリアやマイナビエージェントなどが行っている人材紹介サービスを利用するのも一つの手段です。人材紹介サービスは派遣とは違い「正社員となる人材の紹介」になります。
紹介の費用は「採用した人物の年収の3割」で提供しているところが多いです。例えば、年収350万円の人を雇った場合は、105万円を紹介手数料として支払うことになります。
少し高いと思われがちですが、完全成果報酬のため、本当に欲しい人材だけを採用できますし、自社の採用条件を明確にしていれば、その条件に合った人材を紹介してくれます。また、採用についてもアドバイスも貰えるので、決して高い金額ではありません。
例えば、自社採用ページをリニューアルして、更に広告を出せば200万円はします。しかも、採用出来るかどうかはわからないので、一時的であれば人材紹介サービスの効果は大きくなります。
採用にかけられるコストは限られていると思いますので、余裕がありましたら一度お試しください。
3.面接は1回で終わらる
選考はなるべく早く終わらせるようしてください。求職者に他の企業への選択肢を与えてはいけません。
これは企業側もそうなのですが、「ベスト」を求めてはいけません。求職者も企業の数も膨大にあります。ベストを探し始めるとずっと決まらない状態になりますので、折り合いをつけることが大切です。
もちろん、「経営に携わってほしい」など会社の将来に関わることであれば、慎重に選ばないといけませんが、短期間である程度仕事ができて良いというのであれば、まずは企業側から歩み寄る事が大切です。求職者が在職中なのか離職中なのかで状況は異なりますが、できるだけ早く転職したいと考えていることに変わりはありません。少しでも良いなっと思った企業でも、面接が2回、3回もあると熱が冷めて来るかもしれませんし、他社に目移りする可能性もあります。
中小企業であれば採用を決定するキーマンは限られていると思いますので、面接時に全員を集めて、面接回数を1回で済ませる様に工夫してみてください。
4.積極的にアプローチする
良いなと思った人材がいたら積極的にアプローチしてください。
これは恋愛に似ていますが、その方が成就する確率が高まります。
求職者は迷っています。そして、「求められている感」を求めています。つまり、企業側から「君の◯◯がとてもいいと思ったから、ぜひうちで働いてほしい」と言われたいと思っています。採用条件が少し合っていなくても、「ここまで言ってくれるならこの会社で働いてみようかな」と思って頂くことが重要です。
これは企業側にも同じことが当てはまります。「がんばるので、ぜひ御社で働かせてください。」、「どうしても御社で働きたいのです」と言われたら、ちょっと迷っている人でも採用すると思います。「待ち」ではなく、「攻め」の採用を心がけてください。
5.ホームページに採用コンテンツを掲載する
最後にホームページの採用コンテンツの充実を行ってください。これは短期間での採用というよりも、採用をするときの基本になります。
求職者に「この会社に入社したいと意思決定してもらうこと」が目的ですので、採用専門のサイトを立ち上げる必要はありません。
- 社員
- 仕事風景
- 社内風景
- 社内のイベントの様子
など、できるだけ写真を使ってください。また、採用活動はスマホでする人がほとんどですので、できれば採用ページだけでもスマホ対応をお願いいたします。
今、採用は簡単ではありません。それでも努力や工夫次第で採用はうまくできます。運の部分もありますが、まずはこの5つを行ってみてはいかがでしょうか。
きっと良い結果になると思います。