中小製造業に必要な「人脈」の正しい作り方
このブログは「日本で生産(つく)って海外に販売(うる)!」を目指して、実践と情報を発信することで、国内で「ものづくり」を続ける中小製造業の海外販路開拓を応援します!
こんにちは、株式会社日本クロス圧延の岡です。
弊社は小規模な金属材料のメーカーです。国内での流通量が減少する中、海外に材料を販売しようと考え、自社製品を「R&D Materials」というブランディングをし、そして実際に海外にプロモーションしながら経験したノウハウやダメだったことなどを発信していきます。
特に本章では「加工技術」を売り込むには?というテーマでコラムを書かせていただいています。
今回は雑談です
先日のビジネス戦略セミナーで、面白いなあー、と思った話がありました。
産業界のパーティーなどで名刺を配りまくっているような、やる気まんまんの人っているじゃん!でもあんなもん1000枚名刺を配ったって、1件も仕事なんて取れるわけないだろ!
という慈愛にあふれた講演内容だったのですが、確かに思い出してみれば、目をキラキラさせながら名刺を配りまくっている「やる気に満ち溢れた」若者っているよね、ある意味人間力と行動力があって、尊敬してしまうわけですが、頂いた名刺は3軍と書かれた名刺入れに、放り込まれるという結末なのもまた事実です。
特に個人で仕事をされている方に多いと思いますが、彼らはどう行動すれば受注につながっていくだろうか?と講義は中盤に進んでいきます。
「人脈にとらわれていては失敗する」なんてフレーズを耳にしたことがあると思いますが、「お金」の流れによって形成された「人脈」なんて捨ててしまえという、正義感のあるごもっともなお言葉を頂きました。たしかに「金の切れ目が縁の切れ目」なんていう格言?もあるくらいだしね。
人脈形成
そういえば自分の人脈ってどんなだろうか? と考え、時間の無駄だから退会したいと考えていても、ずるずると所属している業界団体に、なんで所属しているのだろうか? そこでの「人脈」ってなんだろう? 別にお金になることもなく、かといって強固な友人関係があるわけでもなく、飲み会は楽しいけど、それだけか?
費用や時間とその効果で考えれば、退会したほうが正解だということもわかっているのですが、結局、なんだかよくわかりません(笑)
で、講義の最後で強制的にまとめられましたが、正しい人脈とは、人助けによって形成された人脈が正解だそうです。つまり業界団体のパーティーで名刺を配っている時間があったら、金なんて出世払いでいいからと、なんかしてあげたほうが営業活動としては「正解」なのだとか。
「人助け」で締めくくられ1時間の講義が終わったわけですが、感想は「なんだかよくわからなかった」という感じです、内容も良かったし「なるほど」と思うこともたくさんあったが、基本的に斜め下から物事を判断する癖があるのでしかたないのですがね(笑)
そして、なんか「人助け」したいなーって気持ちになったこと、人助けをして、「あー、いいことをした」という自己満足にどっぷりと浸りたい!という気持ちにもなった(笑)
最初に「面白いなー」と思ったと書きましたが、この講師が「お金」でつながった人脈は捨てなさいと言っていながら、「お金」という下心をもって「人助け」でつながった人脈を作りなさいと言ったことが「面白かった」ということと、このテーマって正解がないよね、だから自分なりに考えることが「おもしろかった」のです。
今回は全く内容のないブログを書いてしまいましたが、師走ということでお許しください(笑)
さいごに
今年も残すところ、わずかになってきましたね。皆様も年末でバタバタと忙しい最中だと思いますが、そういうときこそ風邪と飲みすぎには、十分にご注意してください。
この時期は飲む機会が増えるので、私はビールは2杯まで、そのあとはウーロンハイという、体に優しい飲み方で年末を乗り切っていこうと思っています。
日本の中小製造業の海外販路開拓に少しでもお役に立てればと思いブログを書かせていただきました。何かの参考になれば幸いです。
次回もまたよろしくお願いいたします。