製造業でもブランディングすることで売上がUPする3つの理由

こんにちはものづくり経革広場の永井です。今回は製造業のブランディングについての記事です。

ぜひ参考にしてみてください。

ブランディングとは何か?

ブランディングとは「ブランドを作る活動全般」のことを指します。

言い方を変えると、「ある製品に対してお客様が持つイメージを作り出すこと」になります。

例えば、

・シャネル:「高額で知名度があり、所有しているとお金持ちというイメージ」
・ユニクロ:「デザインや品質は一定基準を超えていて、価格が安いイメージ」

というブランドイメージを作るために、各社が行っている活動になります。

ブランドを作るメリットとは?

ブランドを作るメリットはいろいろありますが、大きいメリットは

  1. 売上が向上する。
  2. 目的が明確になる。
  3. 経営戦略を立てやすくなる。

の3つになります。

ブランディングにより売上が向上する3つの理由

ブランディングすることで何で売上が上がるの? って思われるかもしれませんが、下記のような理由により、売上の向上が期待できます。

1.ブランドは安心を表す指標

例えば、全く性能が同じ製品でも、

・今治のタオル:2000円

・無名のタオル:1800円

では今治のタオルを選ぶ人の方が多くなります。今治のタオルの良さを知っている人は、今治のタオルの方が安心して購入できるわけです。

良いブランドを作ることができれば、ブランド価値を商品にプラスすることができ、販売数も増えていきます。

2.クチコミ効果が何倍にも

クチコミはお客様が購入を判断するときの大きな材料になります。ブランドが確立していると製品を人に進めるとき、良いと思った製品を人に聞くときなどに有効に働きます。

例えば、今治のタオルを使ってみて

  • 「これ今治のタオルで結構良いんですよ」
  • 「これどこかで買ったタオルなんだけど、結構良いんですよ」

ブランド名があるかどうかで、製品の印象はガラッと変わります。

ブランドは製品のイメージを相手に伝えるための代替用語です。「薄くて、暖かくて、安くて、冬にきるととっても良い」と言うより、「ユニクロのヒートテックは良い」と伝えたほうが伝わりやすくなり、次の購入者も製品を探しやすくなります。

このような形でブランドが確立するとクチコミ効果が何倍にもなっていきます。

3.ファンを増やすことが可能

ブランドそのものを気に入ってもらった場合、製品の買い替えやプレゼントのときなど、自分が好きなブランドを選ぶ事が多くなるので、お客様のリピート購入が期待できます。

例えば、

今治のタオル:使ってみたがやっぱり高品質の今治のタオルは違う。家のタオルをすべて今治のタオルに変えてしまおう。

など、ブランドに安心感を持っていただければ、リピート購入者がどんどん増えていきます。

ブランディングで目的が明確になる

ブランドが明確になっていると販売戦略や商品企画などの話し合いをする際の目的も明確になります。

例えば、

  • プロ仕様のブランドを作りたい

となった場合、競合分析、品質、価格、販売数などあらゆる行動に意味が出てきます。また、間違った方向に議論がいってしまった場合でも、「ブランド」という絶対的な目標に戻ることで、ブレのない戦略を立てることができます。

すべての行動はブランドを決めることから始めることが大切です。

ブランディングは経営戦略すら変えてしまう

製品のブランディングではなく、企業のブランディングに置き換えると経営の方針を決める際に役立ちます。

例えば、

将来、「品質を重視し、お客様の課題を解決できる企業」というブランドにしたい

と決めた場合、短期、中期、長期の目標が決まり、社員の方とも共有しやすくなります。さらに、現在そういったブランドの企業があれば直接話しを聞きに行くことも可能になります。

企業ブランドが確立されれば、採用活動、取引先へのイメージアップなどあらゆる経営活動に良い効果があります。

製造業のブランディング

最終製品を提供しているメーカーとは違い、製造業のブランディングは非常に難しくなると思われがちです。ただ、これまで製造業を続けているところであればすでにブランドはできているはずですので、それを言語化できれば自ずと問題は解決するはずです。

ブランドは「お客様のイメージ」です。自社では気づかない技術がすでにブランドとして確立している場合は非常に多いです。その時は、既存のお客様に

  • 「弊社の良さってどこにありますか?」
  • 「なぜ弊社にお仕事を頼んでいただけるのでしょうか?」

などの質問もしても良いかもしれません。製造業に詳しい方に相談してみることも大切です。人に聞くことで自社で見えないものが見えてきます。

ブランドが決まれば、次はどのようにブランディングするかを考える必要があります。例えば、インターネットを使った広告やホームページ、製品を使っての営業、クチコミなど、ブランディングの手法はさまざまです。

ブランドを確立するためにはある程度費用はかかります。しかし、ブランドのメリットを考えればブランディングをしていく価値は十分あると思います。

まとめ

ブランドが決まればすべての行動に意味が出てきます。これは製品でも企業でも同じです。ただ単にブランドを作ることを目標とせず、ブランドを構築する過程であるブランディングを重視することがこれから大切になってきます。

ものづくり経革広場では、製造業のブランディングのお手伝いもしています。

もしブランディングについてお困りでしたらお気軽にご相談ください。

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