Webサイト制作時に抑えるべき3つのポイント(加工編)
お久しぶりです。ものづくり経革広場の永井です。今月から投稿を開始しますので、よろしくお願いいたします。
永井の第一弾はHP制作時に抑えるべきポイント(加工編)になります!
メーカー編、商社編も今後予定していますので、ご期待ください。
この記事の目次
HPを作る際にすべての加工業に共通するものは?
単に加工と言ってもその種類は豊富です。例えば、ものを削る切削加工、金型を使うプレスや射出成形、ものを変形させる塑性加工、くっつける溶接加工、鋳物を作る鋳造などが数多くの種類があります。
もちろんHPを作る際には各加工に特化したものを作る必要があります。ただし、大きな枠組は全加工同じになります!!!今回はそのポイントをご紹介いたします。
1、お客様がどういった状況で、どのように探しているのか把握する
まずはお客様の状況を把握し、その状況を加味した情報を掲載する必要があります。
お客様が求めている情報とは、例えば、
- 技術的に加工は可能だろうか?
- 納期までに必要な量を作ることができるだろうか?
- 月内で作ってもらえる企業はどこだろうか?
- 3社くらい相見積が必要だ。
などです。相手が求めている情報を出さないと良い結果にはつながりません。
2、HPを見てもらうための対策&見てもらった後の対策
HPには見てもらうための対策と見てもらった後の対策が必要です。
加工業者の依頼先を検索するときには、具体的に作るものが決まっている場合が多いため、検索者は細かいキーワードで検索します。例えば、ポンプの軸の加工を考えている人は、
「SUS316、触れ0.02、φ30、高速回転軸」
などが考えられます。このような細かいキーワードを多く掲載することで、より多くの人に見てもらえるHPができます。
次に見てもらった後の対策です。これは閲覧者に直接訴える対策で、見た目のインパクトはもちろん、質の高い情報を掲載する必要があります。例えば、「短納期」ではなく「最短2日で納品」、「高精度」ではなく「±0.007」、「量産可能」ではなく「月産1万個にも対応」など、閲覧者が求めている具体的な情報を掲載することが大切です。
この2つを意識しているHPは、良いHPと言えるでしょう。何事もお客様目線で!
3、コンテンツの掲載方法
最後にHPに何をどういった形で掲載すればよいかを紹介します。
※最重要※
トップページを見ただけで、仕事内容がすべてわかるようにする
検索する側は短時間で数多くのHPを見るため、最初に見たページで良し悪しを判断する傾向にあります。そういった人たちの目に留まるためには、トップページを一瞬見ただけですべてが伝わる必要があります。
プチ重要
本気の加工と加工事例
加工工程を知っている方であれば、設備を見れば大体どこまで加工できるかわかります。しかし、資材や設計者のなかには加工工程に詳しくない方もいます。どのような人にでも一目でわかってもらうためには、やはり事例が必要になります。単なる加工実績だけではなく、「本気を出したらここまで加工できる」というサンプル事例もあれば最高です!
もちろん必要
材質、品質、個数、納期、アフターケア、ISOなど
お客様ごとに求めているものは違いますので、できるだけ多くの情報を出してください。ただし、HP上で迷子になるといけませんので、ターゲットの行動を予測して導線もしっかり引く必要があります。
まとめと事例紹介
いかがでしたでしょうか。もちろんこのポイントだけでは不十分な点もありますが、こういったことを意識している、していないでは、HPの印象はかなり違ってきます。お客様に見てもらったときに「気持ちいい」と感じてもらえる「良いHP」を目指す必要があります。
幸い、HPは更新が可能です。試行錯誤しながら、レベルアップし「良いHP」を目指しましょう。
最後に弊社での制作事例をご紹介します。画像クリックでHPにリンクします。
参考にしてください。
株式会社 共栄精機様
荒川技研 株式会社様
井山工作所 有限会社様
以上がHP制作時に抑えるべきポイント(加工編)の内容です。メーカー編、商社編はまた別の機会に紹介します!
ありがとうございました。