コミュニティがバトンをつなぐ!オープンものづくりを提言します

こんにちは!ものづくりコミュニティ・MAKERSLINKの栗原です。

皆さんはオリンピック、見てましたか?私はもともとスポーツ大好きなんで、連日、熱くなってました!とくに7人制ラグビー!惜しくもメダルに手は届きませんでしたが、日本チームの快進撃に、驚きと歓喜で涙があふれちゃって…。

そして、いよいよ、リオデジャネイロから4年後、2020年は東京ですね!

今回の閉会式での日本のパフォーマンスは素晴らしかった。世界に向け発信されたメッセージは、現在から未来にわたって日本の進む道を示したと思います。また、日本の国民にも大きな希望と力を与えたんじゃないかと。あの世界観に凝縮されていたコンテンツや映像技術にけん引されて、日本のものづくりの復権も大いに期待したいです。

ものづくりのバトンリレー

さて、のっけからだいぶ熱くなってしまい、失礼しました。ただ、いろいろなオリンピックの競技を見ていて考えさせらることがたくさんあったと思うんですよ。中でも最も印象的だったのは、銀メダルを獲得した400メートルリレーですね。

個人の記録では劣っていても、4人がバトンをつなぐと、世界の強豪に対抗し得る力を発揮する。ちょっとこじつけに聞こえるかもしれませんが、ものづくりの世界においても、バトンを繋ぐ精度を高めることによって、中小零細企業でも競合ひしめく市場に打って出ることが可能になるんじゃないかと思ったりしてます。

ここまで景気の荒波を乗り越えてきた個々の企業は、すでに鍛え抜いたアスリートでしょう。MAKERSLINKがバトンとなって、ものづくりチームJAPANを結成できたらなあ…。

でも、これ、夢みたいな話というわけではなくて、実際に具体的な話として進めていきたいと思っているんです。で、そのためのキーワードが「オープンものづくり」なのです。チーム作りをしていくのに、秘密や隠し事が多いと、そりゃうまくもいかないだろうと思うわけで。ネット上のコミュニティで製造過程や、できればノウハウまで公開して進めていけたら、いろんな人から知恵やアイデアが湧き出てきて、きっと、いいもの面白いものが出来上がっていきます。楽観的過ぎると思われるかもしれませんが、なにごともことを起こさない選択をするよりは、まずは、やってみよう!てな発想です。

というわけで、これからチーム作りを進めていこうと思っているもの、ことをいくつか紹介しましょう。

「COOL MILLING」プロジェクト

まずは、町工場[street factry]から素敵カッコイイ[cool design]削り出し製品を[millings]を、という合言葉をもとに、私自身が提唱する「COOL MILLING」プロジェクトです。今のところ、独りよがりな活動ですが、世の中に点在するカッコイイ製品を結んで全体として知名度アップを目指します。写真は、切削加工で作ったアルミ製のキーホルダー。アルマイト処理で着色した後、面取り加工で縁取りを、さらにレーザーマーキングでロゴを描きました。

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近日中にも「COOL MILLING」に賛同する加工屋さん、デザイナーさんを集めて切削加工チームを結成します!

皮革バッグメーカーとコラボ

続いて、一人で皮革バッグメーカー「BERA」を展開している佐藤春美さんとのコラボ。佐藤さんは、フェイスブックやインスタグラムに積極的に写真を載せて、自らの製品の確かなつくり、品質の高さを発信しています。名だたるブランドがひしめく業界にあって、一人メーカーが生き抜くには、この情報発信こそがいちばん大事でしょう。実際、私自身も彼女の作るトートバッグの写真を見て、どうしても欲しくなってしまい、どうせオーダーするんだったら、自分で作った金属製のタグをつけてもらって、オリジナルな逸品に仕上げたいと思います。

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佐藤×栗原がバトンをつないで、どんな素敵なバッグが出来上がるか、MAKERSLINKで随時、公開していきますよ!

さらには鉄板焼き店まで

もう一つ。浅草に新鮮な素材にこだわる、鉄板焼き店「穂(みのり)」という店があります。この店で出している手作りのサラダドレッシングが美味しいと評判で、ぜひ販売してほしいとの声に応えようと動き出しています。ただ、食品となると安全衛生面や規制のハードルをクリアしなくちゃならないので、そのあたりの情報収集からスタートしなくてはなりません。こういった案件の場合、レシピを公開してしまうわけにはいかないと思いますが、可能な限り、作っている様子を発信することで、自分たちにとっての未開拓な分野であっても、専門家や経験者からの支援をいただけるのでは?と期待しています。

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最後にまたオリンピックの話に戻ってしまいますが、卓球や体操や水泳など、日本の場合、個人種目といえどもチーム力がものを言ったという気がしますね。日本人の特長がはっきりと見える経験は、スポーツの分野以外にも応用されてしかるべきでしょう。チーム日本の活躍が、ぜひ、ものづくり日本復活のきっかけにもなってほしいものです。

ものづくりコミュニティ・MAKERSLINK

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