グーグルアナリティクスの読み方(PV、セッション編)

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。前回はグーグルアナリティクスの見方のキーワードについて解説しましたが、今回はPVとセッションについて解説します。その他、周りのワードについても小ネタを挟んで、出来るだけわかりやすくしていきたいと思います。

PV?セッション?ユーザー?

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聞きなれない言葉だと思いますが混同しがちなので、最初にご説明します。

PV

ページビュー(page view)。ホームページには複数のページがあると思いますが、どのページでもかまわないので、「表示された」回数です。1人の人がTOPページ、製品事例、会社概要、と3ページ分回遊して離脱した場合、PVは「3」とカウントされます。

セッション

ホームページを訪れてから離れるまでの「一連の流れ」のことです。先ほどの例の場合、セッションは「1」とカウントされます。セッションが切れるまでの定義とか、厳密にはいろいろとありますが、細かいことは抜きにして、「自社のホームページが何回見られた」ぐらいの感覚で理解して頂いて構いません。

ユーザー

セッションに似た言葉として、「ユーザー」があります。これは言葉の通り、「対象期間中にホームページを見に来た人が何人だった」という数字です。セッションと混同しがちですが、同じ人が別の日にホームページを見に来た場合は、セッションは「2」、ユーザーは「1」としてカウントされます。

いろいろと言葉が出てきましたが、上記3つの特性上、計測される数値は必ずPVセッションユーザーの順番になります。

問題

8月1日~5日の間で下記のようにPVの計測があった場合、合計のPV、セッション、ユーザーはいくつになるでしょうか?(いきなりですが少しだけ応用問題)

8/1 8/2 8/3 8/4 8/5
A氏 1 4
B氏 3 2(スマホ)
C氏 6
D氏 1

※スマホ:スマホからのアクセス、その他はPCからのアクセスとします。

それではシンキングタイムスタート!

スマホのアクセスをどのように考えるかで、ちょっと答えが変わってきますね。

正解は

PV:17

セッション:6

ユーザー:5

になります。B氏がスマホからアクセスしてきていますが、グーグルアナリティクスからは同じB氏からのアクセスとは判断できませんので、別ユーザーとしてカウントされます。厳密には同じB氏からのアクセスとして計測する方法はあります。ただ、ECサイトの運営など、サイト上で完結するサービスでもない限り、製造業の方はそこまで気にする必要はないかと思います。

どれを見ればいいの?

さて、長くなってしまいましたが、グーグルアナリティクスで計測できるこの3つの数字のうち、自社のホームページを運営する上で、どの数字を指標にすればいいのでしょうか?

どれも大切な数字なのですが、数として最もわかりやすく指標するのであれば「セッション」がお勧めです。先述の通り「自社のホームページが何回見られた」の数字なので、自社ホームページのアクセスの量を把握するにはこちらが一番だと思います。PV、ユーザーに関しては、セッションを中心に考えていきましょう。

たとえば、「PV/セッション」の数字が2以下でほとんどの人が1ページだけ見て直帰しているような場合、ページをしっかりと回遊してもらうような施策が必要になります。また、「セッション/ユーザー」の数字が高く、同じ人からのアクセスが異様に多い場合は、新規顧客からのアクセスが集客できていないということになりますので、集客キーワードやSEOの見直し等が必要になってきます。

また、セッションの数字がどれくらいあれば、適切なのかということに関してですが、これには正解はありません。月に200~300程度のセッションでも毎月10件近くの問い合わせがある会社もあれば、月に1000近いセッションがあるにも関わらず、問い合わせが1~2件ということもあります。ただ、一般的にホームページを訪れた人のうち、0.5~1%の人が問い合わせをすると言われています。月にどれくらいの問い合わせが欲しいかを考えて、逆算して御社なりの目標を考えてみてください。

まだまだ暑い日が続きますが、今週末からお盆休みというところも多いと思いますので、アナリティクスを設置している会社は、お盆休みのうちに一度見直されてはいかがでしょうか?

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