ホームページに使用する写真撮影の心得

こんにちは、ものづくり経革広場の橋本です。

今回はホームページに使用する写真の撮り方についてです。写真を上手く撮影するには下記の5点に注意して撮影すると良い写真が撮れます。

①光

②カメラを固定する

③背景

④角度

⑤たくさん撮る

①光

ホームページに載せる写真はできるだけ明るく撮ったほうが印象が良いです。

側面から光を当てるようにすると立体的に見えるようになるので効果的です。自然光だけで十分な明かりを確保できますが、光が足りないときは照明を使います。

光源の反対側にはレフ板(なければアルミホイルでも可)を使用して対象物にまんべんなく光が当たるようにします。光が全体に当たっているのといないのでは対象物の輝きが違うため、より綺麗に写すために、光に関して意識したほうが良いです。

カメラに内蔵されているフラッシュはOFFにしておくことが基本です。フラッシュを使用すると製品に影ができたり反射してしまうからです。

②カメラを固定する

手で持ちながらの撮影だと、どうしても手ブレが発生してしまいます。これを防ぐために、三脚を使用するのも手です。シャッターを押す指の動作でのブレを避けるためにタイマーを使用すると尚良いです。

③背景

背景によって写真の印象はかなり変わります。

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同じハロウィンのかぼちゃ(製品は少し違いますが…)でも、背景が違うと印象が違います。メインの対象物を目立たせる場合には、背景をスッキリさせた方が効果的です。

④角度

撮影角度で与える印象や見え方が全く違います。

人でも製品でも、魅力的に映る角度はそれぞれ違うため、ベストな角度を探してください。大手メーカーのホームページの写真はプロが撮影していることが多いので、どんな角度で撮影しているか考えながら見ると参考になります。

⑤たくさん撮る

1回撮っただけでは、なかなか思い通りの写真は撮れません。同じアングルの写真を何回も撮ると良いです。また、違う距離や角度から様々なパターンで撮っておくと後で選びやすくなります。

以上を踏まえた上で、ホームページで使用する写真はどう撮ればいいのかをご紹介します。

まず大事なのは、どんな目的で写真を撮るのか(何を見せたいのか)をはっきり認識することです。その写真で何を伝えたいのかを事前に考え、意味のある写真を載せることによりホームページの効果が増加します。

トップページの写真

トップページのメイン画像を見て、「このサイトに目的のものはない」と判断してホームページを閉じてしまうケースが多く見られます。他コンテンツが良質なものであったとしても、トップページで興味を持ってもらえなければ意味がありません。

扱っている商品がモノの場合

メイン画像には製品や製品に関わるものをメイン画像にすると、会社のブランディング=製品のブランディングになります。製品写真は、製品全体の写真だけでなく、ズーム写真もあると、組み合わせることでかっこいいメイン画像になります。

扱っている商品がモノではない場合

受託加工が主な企業は技術者や加工風景などをメイン画像にすると、技術力のアピールになるとともに、お客様の興味を引くことができます。

その他コンテンツの写真

トップページ以外にも写真を使用するページはたくさんあります。

人物写真

代表挨拶や社員紹介、作業風景の写真などで人物写真を使用します。

ホームページに載っている人物の印象は、そのまま企業への印象となります。「暗い」「怖そう」といったマイナスイメージを持たれないようにすることが大切です。

同じ人の顔でも正面を向いた笑顔ではウェルカムな雰囲気を、真剣に作業する際の横顔は真面目で誠実な雰囲気を表現することができます。代表挨拶や社員紹介、作業風景といった写真を使用する場合は、表情や角度、身だしなみ、明るさを意識して撮影すると効果的です。

製品写真

全体の大きさがわかるような写真が基本ですが、ズーム写真で細部がわかるようにしたものもあると尚良いです。製品をどう見せたいのかを考え、様々な角度や距離で何度も撮ってみてください。

いかがでしたか。今回は写真撮影の基礎を書かせていただきました。ホームページで使用する写真撮影に少しでもお役に立てば幸いです。

この記事の執筆者
テクノポート

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