集客力の高いWebサイトをページの役割分担を考慮し企画する

テクノポートの徳山です。集客力の高い製造業のWebサイトを制作するためには、どのようなところに注意して企画を立てたら良いのでしょうか。

今回は「Webサイトの各ページの役割分担」を考慮したWebサイト企画の立て方について解説します。Webサイトを企画する際に行き詰まってしまった方、Webサイトを立ち上げたものの今ひとつ効果が挙がっていない方にご参照いただければ幸いです。

Webサイトの各ページにおける役割とは

Webサイトを企画する時に、各ページの役割に着目したことはありますでしょうか?各ページの役割を意識して企画することで、新規顧客獲得に繋がる集客力の強いWebサイトを作成することができます。

それでは、製造業のWebサイトにとって各ページにおける役割とはどのようなものがあるのでしょうか?順にご説明していきます。

アクセスを獲得するページ(ランディングページ)

まず初めにご説明するのは「アクセスを獲得するためのページ」です。このページは、ユーザが検索エンジンを使いWebサイトを探す際に、最初に辿り着くページとなります。

アクセスを獲得するためには、検索結果の上位に表示される必要があり、SEO対策を施す必要があります。そのため、キーワード調査を行った上でどのようなキーワードでSEO対策するか、検索上位表示させるためにはどのようなページ構成にするか、といった点を考えていく必要があります。対策するキーワードの選定方法に関しては下記記事をご参照ください。

製造業ホームページのSEO 〜対策キーワード選定3つのポイント〜

製造業のWebサイトで言うと、製品紹介、加工事例、技術説明、加工材料紹介などのページがその役割を果たすことが多いです。

ユーザを口説くページ(訴求ページ)

次にご説明するのは「ユーザを口説くためのページ」です。検索エンジンを使いアクセスしたユーザがランディングページに辿り着きますが、ユーザに対し自社の魅力を存分に伝えるために、このページへ誘導する必要があります。

他社のWebサイトと比較検討された際に、口説き文句となるコンテンツを掲載することで、ユーザからの問合せを獲得するのに大きく貢献します。

製造業のWebサイトで言うと、品質の高さ、短納期対応、ソリューション(課題解決)事例、他技術との比較などのページをその役割を果たします。

問合せを獲得するためのページ(クロージングページ)

最後に「問い合わせを獲得するためのページ」です。問合せページを設けることは当たり前のことですが、ユーザが問合せしやすく(問合せしたく)なるよう工夫を施しているWebサイトは意外と少ないものです。

どのようなクロージングページを設けるかで問い合わせするか否かの判断が分かれる場合がありますので、手を抜かないようにしましょう。

製造業のWebサイトで言うと、一般的な問合せページ以外にも、技術相談窓口、資料ダウンロードページ、サンプルテスト依頼ページなどのページがその役割を果たします。また、BtoBの場合は必ず問合せ前に会社紹介ページが見られるので、ここも手を抜かないように注意してください。

各ページが役割を果たせているか効果測定する方法

役割ごとにページを設けた後は、各ページがそれぞれの役割を予定通り果たすことができているのか、効果測定を行う必要があります。ここでは、具体的にどのような効果測定を行っていけば良いのかを解説します。

検索表示回数をチェック

検索表示回数は「Search Console」でチェックします。

Search Consoleで検索表示回数をチェック

検索表示回数が少ないということは、そもそも検索エンジンで自社サイトが表示されていないことを表します。数値が少ない場合は、対策しているキーワードの検索需要が少なすぎることが原因であることが多いので、対策するキーワードの見直しをおすすめします。

ページ別の閲覧開始数をチェック

閲覧開始数は「Google Analytics」でチェックします。

Google Analyticsで閲覧回数をチェック

閲覧開始数が増えないページは、そのページで対策しようと考えていたキーワードでの検索順位が上がっていない可能性が高いです。対策しようと考えていたキーワードの順位と、どのページがランディングページとなっているのかを調べた上で、順位が低いのであればSEO対策を見直す必要があります。SEO対策の方法に関しては下記の記事をご参照ください。

製造業ホームページのためのSEO対策を意識したコンテンツの作り方

直帰率をチェック

直帰率も「Google Analytics」でチェックします(見るページは先ほどと同じです)。

Google Analyticsで直帰率をチェック

直帰率の高いページは、ユーザの期待に応えるコンテンツが不足している可能性があります。また、知識を提供しているぺージの場合は、そのページの情報を見て満足してしまっている可能性があります。この場合は、訴求ページやクロージングページへの導線を見直す必要があるでしょう。

直帰率を下げるためには、ユーザが求めているであろう情報を見直し、コンテンツを増強したり、訴求ページへ誘導しやすいようリンクを設置し直すなど、構成そのものを見直す必要があります。

離脱率をチェック

離脱率もGoogle Analyticsでチェックします。

Google Analyticsで離脱率をチェック

離脱率が高いページは、他社と比較して見劣りするコンテンツがあったり、他社と比較する際に必要不可欠な情報の欠如がある可能性があります。

また、クロージングページである問合せフォームのページの離脱率が高い場合は、問合せフォームの項目自体や、項目の必須・任意設定を見直す必要があります。

ページの役割分担を見直すことで改善活動も行いやすくなる

上述したように、予めページの役割分担を考慮した上でサイト構成を考えていくことで、集客力の高いWebサイトを作成できる可能性が高まるとともに、効果が出ない時にどこをテコ入れすべきかの改善活動が効果的になります。

ぜひ自社のWebサイトを新規制作・リニューアルする際の参考にしていただければと思います。既に自社のWebサイトをお持ちの方は、現在作成しているページがどの役割をはたしているのか、ページの追加を考える時にはどの役割の目的で作るのかの参考にして頂ければと思います。

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