中小企業の新卒採用について

初めまして。

ものづくり経革広場の橋本です。つい先日の4月4日にオールプレジデントに入社し、これから、皆様のお役に立てるような情報を発信していければと思います。以後よろしくお願いします。

突然ですが、新卒採用、上手くいっていますでしょうか。

中小企業が新卒採用をするというのはかなり難しいとの声をよく聞きます。

そんな中、中小の製造業で新卒採用を順調に続けている株式会社浜野製作所にお話をうかがってきました。

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今回は経営管理部、副部長の小林亮様にお話頂きました。

 

インターンを通した採用活動

ー採用活動は主にどの様な媒体でされているのでしょうか?

リクナビ等の新卒採用サイトでは募集をしていません。なぜなら、大手企業と比べられてしまうため、募集をかけても人が集まらないからです。

大学、高専からの依頼や、一緒に仕事をするときに働きかけて毎年夏にインターンを行っています。そのインターン生の中から有望な人物を採用しています。今年は2人の新卒採用で来て頂きました。

会社のカラーに合った採用

ー採用に関して、重視している点はありますでしょうか?

以前はスキルや経験を重視した採用でしたが、社内のまとまりがなくなってしまったため、人柄重視の採用に変えてきました。インターンや説明会で「キラリ」と光る人物がいたら、ラブコールをガンガン送って欲しい人材をゲットしています。

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不利だからこそ

ー採用に関して、何か気をつけている事はありますか?

WEBサイトや、ハローワーク、採用等に丸投げするのではなく、欲しい人材を明確にして自ら動くべきです。「雇ってあげる」という態度の企業が多いですが、中小企業は採用に関しては、大手よりは不利な立場にいる事を自覚しているので、上から目線で学生を見るのではなく「君が欲しい」という気持ちで採用活動を行うことが大切です。

 

毎年10人程度の応募がきているそうです。

採用に関して、あまり考えずにハローワークに出しっぱなしや、民間の求人媒体に丸投げしていた方は、少しやり方を変えてみるといいかもしれません。

この記事の執筆者
テクノポート

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