社員のモチベーションが上がるかもしれないアイテム

こんにちは、ものづくり経革広場の渡部です。資格の勉強があんまり進んでいません。

今週のガイアの夜明けは皆様ご覧になられましたでしょうか?「崖っぷち町工場の逆襲」というタイトルで特集が組まれ、株式会社浜野製作所のガレージスミダやenmonoで商品開発をした株式会社五光発條のスプリンク、株式会社キョーワハーツのファイル、株式会社ミナミ技研のスピーカー、株式会社ニットーのアルケリスなど、知っている顔が多く出ていたと感じた方も多かったのではないでしょうか?

enmonoといえば以前から何度かご紹介している、「出張まち工場」のキャンピングカープロジェクトのクラウドファンディングが開始されましたね。

https://zenmono.jp/projects/39

また今週の火曜日、水曜日に東京ドームのプリズムホールで「町工場見本市」という展示会が開かれていたのはご存知でしょうか?

「かつしか、匠の技、ここにあり」

今年でまだ2回目というこの展示会、葛飾区が主催となって運営されています。

今週は「町工場」ウィークでした。

【執筆者紹介】渡部 仁志
この記事の執筆者
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渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課 課長、モノカク 編集長、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
ホームページの制作ディレクションなど、コンテンツ制作の仕事を担う。上級ウェブ解析士の資格を活かし、アクセス解析からクライアントのホームページの改善も得意とし、このモノカクの編集長も兼ねる。
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嫌な取引先は切ってよい

この展示会では、この衝撃的なタイトルで本を出版された有限会社中里スプリングの中里社長が講演されるとお聞きして、講演を受講させて頂きました。

(本の内容に関してはこちら

以前に本を読み、記事にもさせて頂きました。今回の講演では

「負けるな町工場!~ハンデをプラスに変える・夢を共有できる仕事場~」

と題して、取引先を切る話ではありませんでしたが(笑)

お話をお聞きした中で、従業員のモチベーションについてのお話もありましたので、皆様にシェアできたらと思います。

タイムカプセル

お話の中で、印象的だったのは、「名刺」のお話でした。有限会社中里スプリングでは新入社員が入ってきたときの初仕事。それは、

「社内の全員と名刺交換をする事」

だそうです。そして、名刺交換した際に、上司はその時の印象なり、感想などを名刺の裏に書きこみます。そして、箱に入れて1年間保存。(これを社内の若い方々はタイムカプセルと呼んでいます。)1年後に名刺を、掲示板に貼り出します。

そうすることで、1年前の自分と、今の自分の成長を感じたり、また初心に返るという事も忘れずにしてもらえたりしそうですね。

中にはこんなエピソードも。

ちょっと気のきく方は自分の名刺の裏に一言メッセージを添えて名刺交換をするそうです。「がんばれよ!」とか、「何かあったら俺に聞きに来い!」とか、新しい仲間を大事に育てていこうという温かい社風で良いですね。

名刺持ってますよね?

有限会社中里スプリングでは新入社員には入社した時点で名刺が一束渡されます。そこで意外だったのが中里社長が公聴している方々にした何気ない質問。

「社員全員が名刺を持っているという方、手を挙げてみてください」

いや、さすがに持ってるでしょう?と思って周りを見渡したら、手を挙げたのは1割程・・・

ええぇ!!?

驚きました。謙遜してあげなかった方も多かったと思います。(そう信じたい!)

中里社長曰く、名刺を持たせるという意味に関して、交換するしないではなく、自分はこの会社のこの部署で働いてるんだと誇りを持って仕事をしてもらう為だとお話されていました。社員全員に名刺を持たせていないという方が、「もし」、いらっしゃったら、従業員のモチベーションアップの為、作ってみてはいかがでしょうか?

でもさすがにみなさん持ってます・・・よね・・・?

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渡部 仁志
会社名:テクノポート株式会社
役職:コンサルティング課 課長、モノカク 編集長、上級ウェブ解析士
執筆テーマ:ホームページの制作に役立つ記事や、Webに関する最新情報など
【経歴】
ホームページの制作ディレクションなど、コンテンツ制作の仕事を担う。上級ウェブ解析士の資格を活かし、アクセス解析からクライアントのホームページの改善も得意とし、このモノカクの編集長も兼ねる。
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