レーザーマーキングのティアンドエスラボラトリ様×測定工具のフジツール様

こんにちは!最近の寒さで膝がきしむたかのです!

今回は弊社若林と2人で、株式会社ティアンドエスラボラトリ様へお伺いしてきました!
先方は代表取締役の佐藤様です。レーザー彫刻 レーザーマーキング|株式会社ティアンドエスラボラトリ

先日のものづくり3社合同忘年会(Makers party2015)にもいらしてくださり数日ぶりの佐藤社長。
御縁もあり数か月に一度はお会いしている気がします(笑)

しかも今回は計測器業界で有名な、フジツール株式会社の営業部山宮さんにも飛び込み参加して頂きました!
いつものように仕事依頼に来たところを、佐藤社長につかまった様です(笑)

ざっくりいうと何をしている会社?

ティアンドエスラボラトリ様はレーザーを活用したレーザーマーキングや、レーザー彫刻、裁断の技術で目盛や名入れなどの加工を行っている会社です。
加工できる素材の幅は鉄、非鉄、樹脂、ガラス、木、革、陶器などなど多品種!

佐藤社長が以前勤めていた親会社の板金屋さんと協力して板金からマーキングまでワンストップ対応してくださいます。所在地は埼玉県八潮市。

実は弊社の看板も、佐藤社長に作って頂いております^^
(中央のロゴプレート,インフォメーション,ネームプレート) s_PC220047s_PC220050 (2)s_PC220049s_PC220053

レーザーマーキングの目盛は繊細で面倒な仕事

佐藤社長:うちは目盛の仕事が多いのだけれど、それは精度が良い証拠なんです。レーザーマーキングを持っているところはだいたいメーカーさんのラインに入っているとか、他に主のものを作っていて、プリンターの延長として利用しているところが多いんです。
でもそれだと精度や色合いが出せません。しかもこんな(下写真)大物は面倒なので他ではやっていないと思います。s_PC210017

佐藤社長:これは電車の架線検査用の道具です。検査車両に取り付け、たるみ振り幅は適切か点検する際に使用されています。

―検査に使われるもの・・・もしこの目盛がズレていたら、最悪事故にも繋がるんですね。

佐藤社長:そうですね。MCとかは機械原点があってそこから何ミリとかやるんだけど、レーザーは宙に浮いている感じで、位置だしと焦点の基準が決まっていない。1mmでも焦点が変わると線の大きさが変わってしまう。それを合わせるのが大変なんですよ。

目盛といえばこれが最近多いですね。s_PC210005

―これは、ノギスですか?

佐藤社長:電車の車輪を測るノギスです。車輪は経年で摩耗していきますのでそれを点検するものです。車両技師の方が使うのですが、車輪はメーカーや型によって異なっているので、このタイプのノギスだけでも数百の種類があります。

―人の命を預かる人が信頼して使うものを作るのは、プレッシャーがかかりますね・・・。確かにこんなに重いお仕事は、マーキングを専門にしていない会社はやらなそうです・・・。

レーザーの短所はありますか?

レーザーは深く彫るのが苦手ですね。できないことはないのですがどうしても高価になってしまいます。職人が手彫りで行っているものに比べて、経年で消えてくることがあります。その時は一度ならして彫り直しします。s_PC210003

ここで山宮様登場!(フジツール株式会社様、唯一の営業さん)

フジツール株式会社様は、測定工具や治工具の製造を80年以上行っている老舗メーカーです。測定工具もネジ山を測る小さなものから、トンネルの径を測る大きなものまで幅広く取り扱われています。先ほどの車輪点件用のノギスも、フジツール様の製品です。測定工具と治工具の専門メーカー フジツール株式会社

ちょうど先ほどの車輪点検用ノギスの修理依頼にいらした山内様。修理原因は、ノギスの落下による歪みでした。

佐藤社長:うちでは板金もやっているので工業用図面も読めるし、ある程度材料のことも分かっているから頼まれたときに「加工できるか」を即答できるのが強いですね。なので、図面があるこういう仕事の方がイイです(笑)

山宮様:弊社は既存のお客様から「こんなの欲しい」というご要望から製造することが多いのですが、このノギスは、佐藤さんとメモリの入れ方を共同開発したものなんですよ!

―頼む側も素材からマーキングまで分かるのは安心ですね!

目盛は手彫りからレーザーへ

山宮様:フジツールの目盛は創業から手彫り職人にお願いしていました。しかし、職人の高齢化と高価格さから安定した生産が難しくなってしまいました。そこでレーザーへ一気に切り替えを行いました。

佐藤社長:納期に関してはだいぶ短縮できたよな。

山宮様:そうですね、手彫りだと2か月かかったりしていましたから・・・。レーザーだと1本5分ですよね。

―時代の流れにあわせて、製造側も変化が必要なのですね。でも、その職人さんのお仕事がなくなってしまったのでは・・・!?←ひとり焦るたかの

山宮様:職人さんは80すぎの方なのですが、仕事が無ければやらないというスタンスだったので、切り替えに問題はありませんでした。

―佐藤社長と山宮様はもう長いお付き合いなのですか?

佐藤社長:いやまだそんなでもないんだよ、山宮くんとは2年半くらいだね。

―!?

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佐藤社長、山宮様ありがとうございました!

佐藤社長と山宮様は2年半のお付き合いだとは思えないくらい、近い距離感でお話されているのが印象的でした。製品の共同開発をされているからでしょうか。信頼できるパートナーという雰囲気を感じました。

製造業も時代とともに新しい技術が生まれていますが、それを支える人と人との繋がりは変わらないですね。

これからも、まだ見ぬ製造の一面に突撃していこうと思います!

s_PC210046

[左:佐藤様][右:山宮様]

今回お二人からものすごいお話をうかがったのですが、
さすがにオフレコ希望とのことで掲載できず・・・ざんねん!

最後に見学させて頂いた現場見学のひとこま。s_PC210019レーザーマーキング
s_PC210022大物用レーザー台s_PC210026製品設置中の社員さんs_PC210027懐かしい鉛筆も

株式会社ティアンドエスラボラトリ様:http://www.t-lab.co.jp/

フジツール株式会社様:http://www.fujitool.co.jp/

この記事の執筆者
テクノポート

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